料金について
この記事で紹介している料金設定は、2019年10月のJR運賃・料金改定以前の情報です。現在の料金とは若干異なりますのでご注意ください。
新幹線のチケットを、当日でも「すぐに、安く購入できる」のが金券ショップの魅力です。
正規料金より3%~6%ほど安く購入できます。東京⇔新大阪の場合、14,450円が13,500円になるので片道約1,000円、往復で2,000円程安くなります!結構大きいですね。
でも、金券ショップで初めて新幹線チケットを買う時は、結構わからないことがでてきませんか?
『チケットを買ったらそのまま使える?』
『回数券と株主優待券どっちを買えばいい?』
『そもそも他に安く購入する方法はない?』
などなど・・・いざ金券ショップで購入する新幹線チケットはよくわからない部分があります。
何を隠そう、わたくし編集長の東島も、お店までは行ったんですが、店員さんも忙しそうでわからないことを細々聞ける雰囲気じゃなくて購入できませんでした><。
しかし、新幹線ハックの監修者、電車博士しんたんさんから金券ショップで新幹線チケットを購入する前に知っておきたい「基礎知識~マニアック情報」までレクチャーを受けました!
この記事を読めば金券ショップで新幹線の格安チケットが購入するのに必要な情報がまとめてあります。また条件があえば利用できる、金券ショップより往復1万円以上安いチケットも解説しています。
このページを読むと以下の3つことがわかります。
このページでわかること
- 新幹線のチケットを金券ショップでの"買い方”
- 購入したチケットをJRでの"手続き”や"使い方”
- そもそも金券ショップより 安く購入する方法 があるか?
皆さんに必要なところを読んでくださいね。
まずは金券ショップはそもそも安いのか値段をチェックします!
金券ショップの新幹線チケットはどのくらい安い?
新幹線のチケットを安く購入する方法は、JRの公式割引き・金券ショップ・旅行代理店のホテルパック商品などがあります。
金券ショップはすいていれば数分で手軽に購入でき、利用日は有効期限まで自分で決められるのでシンプルでとっても便利です。
例えば、東京駅発の金券ショップのある日の価格をパチリとしてきました。
東京駅発着で見る「新幹線回数券」金券ショップの"相場”
(自)・・・自由席 (指)・・・指定席
東京発着駅 | JR回数券正規料金 | 相場 | 割引額 |
東海道新幹線 | |||
横浜(自) | 1,360円 | 1,280円 | 80円 |
小田原(自) | 3,220円 | 2,750円 | 470円 |
熱海(自) | 3,670円 | 3,330円 | 340円 |
三島(自) | 4,000円 | 3,660円 | 340円 |
新富士(自) | 5,070円 | 4,640円 | 430円 |
静岡(自) | 5,830円 | 5,390円 | 440円 |
静岡(指) | 6,350円 | 6,150円 | 200円 |
掛川(自) | 7,340円 | 6,800円 | 540円 |
浜松(自) | 7,770円 | 7,120円 | 650円 |
浜松(指) | 8,290円 | 8,090円 | 200円 |
豊橋(自) | 8,420円 | 7,760円 | 660円 |
三河安城(自) | 9,720円 | 8,960円 | 760円 |
名古屋(指) | 11,090円 | 10,150円 | 940円 |
名古屋(自) 乗り継ぎタイプ |
10,360円 | 9,880円 | 480円 |
岐阜(指) | 11,100円 | 10,670円 | 430円 |
米原(自) | 11,880円 | 10,890円 | 990円 |
京都(自) | 13,080円 | 12,900円 | 180円 |
京都(指) | 13,910円 | 12,800円 | 1,110円 |
大阪(自) | 13,620円 | 指定券と同額 | 220円 |
大阪(指) | 14,450円 | 13,300円 | 1,150円 |
神戸(指) | 15,100円 | 14,100円 | 1,000円 |
西明石(指) | 15,940円 | 14,670円 | 1,270円 |
姫路・桐生(指) | 16,160円 | 14,970円 | 1,190円 |
岡山(指) | 16,820円 | 16,090円 | 730円 |
福山(指) | 17,660円 | 16,370円 | 1,290円 |
広島(指) | 19,080円 | 21,360円 | 1,380円 |
博多(指) | 22,950円 | 21,360円 | 1,590円 |
東北新幹線 | |||
小山(自) | 3,990円 | 2,980円 | 1,010円 |
宇都宮(指) | 4,930円 | 4,210円 | 720円 |
那須塩原(指) | 5,910円 | 5,250円 | 660円 |
新白河(指) | 6,670円 | 6,120円 | 550円 |
郡山(指) | 8,950円 | 8,330円 | 620円 |
仙台(指) | 11,200円 | 10,700円 | 500円 |
盛岡(指) | 14,740円 | 株主優待券対応 | |
八戸・新青森 | 16,290円~ | 株主優待券対応 | |
上越新幹線 | |||
高崎(指) | 4,930円 | 4,210円 | 720円 |
越後湯沢(指) | 6,670円 | 6,120円 | 550円 |
長岡(指) | 8,950円 | 8,230円 | 720円 |
燕三条(指) | 9,280円 | 8,540円 | 740円 |
新潟(指) | 10,570円 | 9,770円 | 800円 |
長野新幹線 | |||
軽井沢(指) | 5,910円 | 5,350円 | 560円 |
佐久平(指) | 6,340円 | 5,810円 | 530円 |
上田(指) | 6,670円 | 6,120円 | 550円 |
長野(指) | 8,200円 | 7,660円 | 540円 |
山形新幹線(つばさ) | |||
山形(指) | 11,340円 | 10,900円 | 440円 |
秋田新幹線(こまち) | |||
秋田(指) | 17,800円 | 14,260円 | 3,540円 |
だいたい4%から7%前後の割引ですね。人気路線かどうかでずいぶん変わってきます。
でも、この割引額って本当に安いのか?「金券ショップの新幹線格安チケット」と他の割引サービスを比較してみましょう!金券ショップは”格安”って看板に出しているところが多いですがそーでもないんです。
日本で1番利用者が多い、東海道新幹線の「東京⇔新大阪」を例にしてみました。結構な料金差です!
金券ショップで新幹線チケット購vs各割引き「日帰り」編
日帰りで新幹線を利用する場合、ホテルパックが使えないのでウェブでの割引チケットをあきらめがちですが、実は極一部の旅行代理店で「日帰りの破格チケット」が販売されています。
JR公式割引サービス、金券ショップの格安新幹線チケット、わずかだけど存在する旅行代理店の日帰りプランで比較してみます。
東京⇔新大阪 日帰り利用 |
片道料金 | 往復だと | メモ |
JR正規料金 | 14,450円 | 28,900円 | |
金券ショップ | 13,500円 | 27,000円 | 当日購入できる |
エクスプレス予約 | 13,370円 | 26,740円 | エクスプレス予約は事前登録とカード発行に1ヵ月はかかる。年会費1000円必要。 |
エクスプレス予約 IC早得タイプB |
12,340円 | 24,680円 | エクスプレス予約は事前登録とカード発行に1ヵ月はかかる。年会費1000円必要。 |
JR東海ツアーズ ぷらっとこだまエコノミー |
10,300円 | 20,600円 3,000円チケット付 実質17,600円 |
こだまで4時間以上かかる。通販は3日前まで。店舗は前日まで。キヨスク3,000円チケットも付く。 |
近畿日本ツーリスト ぶらり日帰り大阪 |
10,400円 | 20,800円 3,000円チケット付 実質17,800円 |
ウェブでは5日前までしか申し込めない。この金額にキヨスククーポンなど3,000円チケットが付く! |
東海道新幹線の「東京⇔新大阪」を例にして比較してみると、圧倒的に近畿日本ツーリストの「ぶらい日帰り大阪」が圧倒的なお得度です!実際の申込み画面を見てください!
ちゃんと「のぞみ」(ぷらっとこだまのように4時間かからず2時間ちょいで到着できる)で、往復できて20,800円!
しかも、こういった旅行代理店が提供する日帰り新幹線チケットはおまけチケットが付くことがよくあります。上のツアーも3,000円分のチケットがついています。よくあるのはキヨスク3,000円券です。(上はあべのハルカス展望台入場券とキヨスク1,500円券)
つまり、東京大阪の本来28,900円かかるところ、実質17,800円で利用できます!
基本的に5日前までにweb申込みが締め切られるので日程に余裕のある方はお得です。
ただ、最安値だった近畿日本ツーリストの最安値プランは普通に探すとでてきません。このすぐ後の「裏技!最安値プランの探し方」の方法で探すとすぐ見つかります。
ポイント
上は東海道新幹線を例にしましたが、JRは6社に分かれ、それぞれで割引サービスが違います。
たとえば、JR東日本のえきねっとも、ごく一部の路線でトクだ値という割引サービスがあり、10%~30%割引されています。(割引き座席数は少ない><)
また、上の日帰りプランのように旅行代理店が出している格安プランもあります。これらと比べると、金券ショップで割引き券はあまり安くありません。
金券ショップは割引率は低いですが、すぐに購入できることと、有効期限までなら利用日を指定できる利便性がメリットです。目的にあわせて使い分けましょう!
ただ、大抵HPで見分けることができなくて、お店に聞くしかないんだ(近畿の場合)。
日数の余裕があればウェブで。時間の余裕があれば店舗に聞くのがいいね。時間がなければ金券ショップへGo!

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金券ショップで新幹線チケット購vs各割引き「宿泊編」
宿泊する予定で新幹線のチケットを予約する場合は、ホテルパックが利用できます。
ここでは、2018年12月の平日に「ホテル関西」を楽天トラベルで4,075円(シングル一泊素泊まり)で予約した場合に統一して、新幹線とホテル代の合計金額で比較しています。
※ホテルパックは楽天トラベルを利用しない
東京⇔新大阪 宿泊で利用 |
往復新幹線チケット + ホテル料金 |
合計 | メモ |
金券ショップ +楽天トラベル予約 |
27,000円 +4075円 |
31,045円 | 当日購入できる |
エクスプレス予約 +楽天トラベル予約 |
26,740円 +4075円 |
30,815円 | エクスプレス予約は事前登録とカード発行に1ヵ月はかかる。年会費1000円必要。 |
エクスプレス予約 IC早得タイプB +楽天トラベル予約 |
24,680円 +4075円 |
28,755円 | エクスプレス予約は事前登録とカード発行に1ヵ月はかかる。年会費1000円必要。 |
東海ツアーズぷらっとこだまエコノミー +楽天トラベル予約 |
20,600円 +4075円 |
24,675円 | こだまで4時間以上かかる。通販は3日前まで。店舗は前日まで。 |
ホテルパック 近畿日本ツーリスト |
20,000円 | 20,000円 | 近畿日本ツーリストは直前の予約はプランが少ないが安い。 |
泊まりの予定で新幹線を利用するなら20,000円ジャストと断然ホテルパックが考えられない安さです。
この一番安かった近畿日本ツーリスト(検索の仕方にちょっとポイントあり、このページで解説してます)は金券ショップの場合より11,000円以上の差になります。
ちなみに、以下が近畿日本ツーリストのツアー申込み画面です。ホテル付でたったの2万円のプランです。
近畿日本ツーリストは安いんですが、ネックなのが、旅行日までに日数がないとプラン自体が少ないんです。少し先の予定だと最安値で予約できます。もし比較的近い日程だとJTBがおすすめです。
あと、検索の仕方にちょっとコツがいります。普通に探すとでてきません。このすぐ後の「裏技!最安値プランの探し方」の方法で探すとすぐ見つかります。
でも、日数の余裕があればウェブでホテルパック、当日でも時間の余裕があれば店舗で空きあるか聞いてみよう。ホテルパックは破格だね。

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ちょっとの工夫で全然違う。裏技!最安値プランの探し方
近畿日本ツーリストで新幹線ホテルパックを予約するときは、必ずKNT公式サイトの「国内旅行」から検索してください!「JR+宿泊」から検索すると、安いツアーが表示されません。
▼「JR+宿泊」ではなく、「国内旅行」で検索する
実際に2019年1/22(火)、首都圏発大阪に1泊で「国内旅行」と「JR+宿泊」の両方で検索してみると…
▼国内旅行で検索した場合の最安プラン料金は19,700円なのに…
▼JR+宿泊で検索した場合の最安プラン料金は22,800円…
どちらから予約しても、「新幹線の往復チケット+ホテル宿泊」というセット内容は同じなのに、料金が違います。
この料金の違いの秘密は、ツアー方式の違いにあり。「JR+宿泊」のツアーは、申込者が新幹線とホテルを自由に組み合わせられる「ダイナミックパッケージ」と呼ばれるツアーですが、「国内旅行」で予約できるのは、近畿日本ツーリストが新幹線とホテルをあらかじめ組み合わせて企画した「パッケージツアー」なので、より安い料金設定がされています。
超重要なので繰り返しますが、KNTで新幹線ホテルパックを予約する際は、必ず「国内旅行」のページから予約してください!
▼近畿日本ツーリスト「国内旅行」のページで目的地、出発日、旅行日数などを選択して検索
▼その後、交通手段、こだわり条件(ひとり旅、家族におすすめなど)を選択して絞り込んでください
▼この方法で最安値が出る近畿日本ツーリストのサイトは以下▼
金券ショップでの新幹線チケットの注意点と買い方
ここからは、それでもやっぱり急いでる!金券ショップですぐにチケットを購入したいという!というあなたに購入に必要な情報をまとめます。
金券ショップで「●●までの新幹線チケット下さい!」というと、ほとんどが「回数券」をバラ売りしています。
ここまでの記事には金券ショップで販売されている回数券を例にしてきましたが、実際は回数券以外にも割引チケットが販売されています。
ここで金券ショップでチケット買うときの注意点や、取り扱っている新幹線チケットの種類について整理しましょう。
支払いはクレジットカードはだめ。払い戻しもできない。
まず、支払方法について。当然と言えば当然ですが、金券ショップでは、クレジットカードによる決済・購入ができず、店頭の場合は現金決済、ネット購入の場合は銀行振込での決済が必要です。
特にネット購入の場合は、代金引換での購入もできませんので注意が必要です。また、店頭にせよネット購入にせよ、購入後に返品したり、JR窓口で払い戻しもらったりすることはできません。
例えば、有効期間内にはチケットを使用できない事情になっても、払い戻しを受けることができず、もう1度チケットを購入し直すことが必要です。
すぐに使用するわけではないチケットを購入する場合には、この点も注意が必要ですね。
売っているのは基本「株主優待券」「回数券」の2種類
金券ショップで販売されている新幹線チケットは、「株主優待券」と「回数券」の2種類です。
株主優待券は10%~50%割引きまであります。回数券のバラ売りは3%から6パーセントの割引率です。
一見株主優待券の方がお得に感じがちです。では実際にお安くなるのでしょうか?検証します!
株主優待券について
JRの株主に配られる優待券が金券ショップに持ち込まれ販売されています。各社の割引率やルールが違います。
▼JR4社が発行している株主優待券の割引率
JR会社 | 割引率 | 同時に使える最大枚数 |
JR東日本 | 20%(最高40%) | 2枚 |
JR東海 | 10%(最高20%) | 2枚 |
JR西日本 | 50% | 1枚 |
JR九州 | 50% | 1枚 |
株主優待券で新幹線チケットを購入するとどのくらい安くなる?
株主優待券は10%引きの株主優待券は約1,000円。50%引きは5,000円近くで販売されています。
JR西とJR東を比べて株主優待券の実質のお得度を見てみましょう。例として同じ金額の14,450円の新幹線チケットがあったとし、その区間で株主優待券を利用して購入した場合を比較してみます。
優待券料金相場 | 割引率 | 片道割引後価格 | チケット代含めた実質料金 | |
JR東日本 株主優待券 |
1,000円 | 10% | 13005円 | 14,005円 |
JR西日本 株主優待券 |
5,000円 | 50% | 7,225円 | 12,225円 |
金券ショップで回数券を購入した場合は、約13,500円で、金券ショップでの優待券利用で合計14,005円まのでJR東日本優待券は損。西日本の優待券は7,335円+5,000円なので12,225円で比較的安く購入できます。
長距離利用で値が張る場合は、西日本の株主優待券で安くなります。しかし、近距離の場合は、金券ショップの方がお得になります。
株主優待券はエリアに注意
株主優待券はJR各社が発行しているものなので、そのJRの路線でのみ利用できます。
そうすると、例えば東京大阪間はJR東海の株主優待券は使えるのか?JR東から出発してJR東海のエリアの駅に到着するともしかしたら使えない?
JR東海の営業エリアマップをご覧ください。
太いアオ線が新幹線の営業エリア、細いミドリ線が在来線の営業エリアです。
実はJR東海の営業エリアは在来線のエリアと新幹線のエリアが異なっています。赤い枠で囲んだ部分は、JR東海とJR東日本の「在来線」の境界部分です。
駅でいうと、神奈川県では国府津駅、静岡県側では熱海駅となります。でも、画像を見ると分かるように新幹線の営業エリアは東京駅まで伸びています。
JR西日本とのエリアも同様です。在来線は滋賀県側では米原駅、三重県側では亀山駅、和歌山県側では新宮駅なのですが、新幹線に限っては新大阪駅までがJR東海の営業エリアとなっています。
という訳で、東京-新大阪の「新幹線」に限って言えば、JR東海のれっきとした営業エリア内なので、株主優待券OKです!

株主優待券は利用日と利用区間が”超柔軟”
回数券はビジネス利用者向けのものなので、旅行者が利用するシーズン(4月27日~5月6日、8月11日~20日、12月28日~翌年1月6日)は利用できません。
しかし、株主優待券は、年末年始などの混雑するシーズンなど、ゴールディンウィークや年末年始も・・・つまり年間を通じていつでも使用することができます!
また、回数券には特定の設定区間が設けられているため、設定のない区間の新幹線に乗車する必要がある場合には、株主優待券を購入するほうが便利です。
回数券について
新幹線の回数券には、大まかに言って3つにわかれています。
- 普通車指定席用
- 普通車自由席用
- グリーン車用
グリーン車に自由席用や指定席用の分類がない理由は、グリーン車内の座席はすべてが「指定席」で自由席の設定がないためです。
各区間の利用客の特徴によって、自由席車両と指定席車両の比率が変わってきます。例えばビジネス利用の多くて長距離の、東京~大阪はほぼ指定席車両です。
それで金券ショップ販売している東京大阪間のチケットは指定席がほとんどです。
金券ショップにある回数券とは?
金券ショップで扱う新幹線チケットの多くは、「新幹線回数券」をバラで販売する形となっています。
新幹線の回数券は、基本的に6枚綴りとなっており、6枚のチケットをまとめて購入する代わりに、1枚当りの料金が割安となるチケットです。
実は新幹線回数券をJRの窓口で払い戻してもらう場合、6枚すべてが揃っていなければなりません。
例えば1往復分の2枚を使用したあと、残りの4枚を払い戻してもらおうと思ってもそれは不可能なのです。
そこで、使わなくなったバラの回数券を金券ショップに持ち込んで買い取ってもらう人が多いというわけです。

回数券は期限と利用日に気を付ける
新幹線回数券には、3ヶ月や1ヶ月といった有効期間が設定されているため、有効期間内に使用しなかったチケットは無効になってしまいますので注意が必要です。
加えて、年末年始など、混雑するシーズン(4月27日~5月6日、8月11日~20日、12月28日~翌年1月6日)は回数券が使用できません。
購入するときには以下の2点をチェックしてください。
ポイント
- 乗車希望日まで「有効期間」が残っているか?
- 乗車希望日がそもそも「利用できる日」か?
時おり「これは激安!」と思えるチケットがありますが、有効期間が1ヶ月を切っている場合がありますので要注意です。
他にも回数券について、区間の往復どちらの駅からでも利用できる(例:東京⇔新大阪間のチケットなら東京⇒新大阪でも 新大阪⇒東京 でも利用できる)などさらに詳しい解説は以下でまとめてあります。
例外 その1:「普通チケット」
金券ショップでは、回数券や株主優待券のほかに、通常の自由席チケットを乗車券・特急券セットで販売していたり、特急券のみを販売したりするケースも見られます。
通常、新幹線の乗車券は乗車する当日に購入する必要があり、乗車距離によって有効期限が2日や3日など変化します。期限がものすごく短いので注意が必要です。
特例はありますが以下が基準になります。片道の㎞÷200㎞+1日の計算です。
~200㎞ | ~400㎞ | ~600㎞ | ~800㎞ | ~1000㎞ |
2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 |
ただし、特急券(自由席や指定席)と同時に乗車券を購入する場合は有効期限を1カ月にすることができます。
それで、回数券を買うときは有効期限をしっかりチェックしてから支払うことが大切です。そのようにして購入したチケットが金券ショップに持ち込まれ、店頭や自動販売機で格安販売されている場合があるのです。
金券ショップで時々見る張り紙は上記のことを言っています。

例外 その2:「乗り継ぎ指定チケット」
他にも、特殊な例として新幹線の区間はつながっているものの、複数の切符に分かれているものをセットとして販売するケースもあります。
新幹線では、JR各社の営業キロの設定によっては「目的地~到着地」の間に、あえて乗り継ぐ駅を決めることによって、区間全体を「通し」で購入するよりも安くなる場合があるからです。
例:【浜松~豊橋+豊橋~名古屋】のセットを【浜松↔名古屋】間のチケットとして販売するケースなどがある。
このチケットの使い方も特殊です。下で利用法の解説があるのでよく読無ことをおすすめします。
安くても使うときひと手間ふた手間かかるチケットなので、ご自分のケースで利便性があるか確認しましょう!

コラム:ネットの金券ショップはお得?
新幹線のチケットはインターネットでも販売されています。料金は店舗とほぼ同価格で安く販売されています。
しかし、支払いにクレジットが使えないので銀行の送金手数料がかかります。振込確認から商品到着まで3日から4日は見ておく必要があります。
送料はチケット販売の大手チケットレンジャーを例にすると、最安99円で往復の2枚購入すれば無料になります。近くに金券ショップがない方はお得に利用できます。
ただ、旅行まで5日以上あるならば、旅行代理店のパックツアーに申し込んだ方が割引率が格段に違います。

金券ショップで購入後の格安新幹線チケットの使い方
では、金券ショップで購入した新幹線「格安チケット」の使い方について、チケットの種類に応じて解説していきます。
回数券の場合
新幹線回数券の場合、購入したチケットが指定席用か自由席用かで使い方が異なります。
指定席、グリーン車の場合
普通車指定席用の回数券を購入した場合、事前に乗車希望列車の確定と座席の指定を行う必要があります。
購入した回数券を「みどりの窓口」や「JR全線きっぷうりば」に持参し、主に下記3点を口頭で伝えます
- 乗車する区間
- 乗車する日時
- 指定する座席の位置(窓側か通路側かなど)
乗車希望列車の予約が完了すると、特急券と、座席指定券が渡されますので、乗車するときは2枚とも自動改札機に通して乗車することになります。
なお、駅の窓口での手続きと同じことが「自動券売機」でもできます。操作に不安がなければ券売機のほうが並ばずに手続きできます。
グリーン車用の回数券を購入した場合の使い方は、基本的に「普通車指定席用」の回数券と同じです。
なお、東海道新幹線の場合、グリーン車は全16両中わずか3両、北陸新幹線に至っては全12両中1両と、大変少ない車両種別となっているため、希望する日時のグリーン車に乗車するのが非常に難しい時期もありますので注意が必要です。
自由席の場合
普通車自由席用の回数券を購入した場合は、回数券1枚だけを自動改札に通して乗車可能です。
自由席なのでどの列車に乗ることができます。
期限内(かつ利用できる日)であればいつでも利用できるので、みどりの窓口(あるいは券売機)に立ち寄る必要がありません。一番簡単に乗車できるチケットです。
でも、当然、指定席をとれていないので座席を確保するのが大変かもしれません。
自由席車両にならんで座れそうな便を狙って乗り込みましょう!混んでいたら座席なしで立っていくしかありません!
株主優待券
JR各社の株主優待券には、券面左側に「乗車日」と「乗車区間」を手書きで記載する必要があります。
券面右側にある「会社使用欄」には何も記載しないでください。すべて記入し終えた株主優待券を「みどりの窓口」や「JR全線きっぷうりば」などの駅窓口に提出してチケットを受け取ります。
1枚の株主優待券で、乗車券および特急券のいずれか、または両方の割引に利用することができます。
ただし、両方の割引を受ける場合は、乗車券および特急券を同時に購入することが条件となります。株主優待割引券で割引を受けられるのは1枚につき、1人1回までとなっています。
例外その1:「普通チケット」の使い方
上述したように、回数券ではなく、通常の新幹線の切符も金券ショップで販売されていることがあります。
この切符にはもともと利用する日付が印字されています。
しかし、新幹線の切符は走行距離数によって有効期限が2日から6日まであります。
~200㎞ | ~400㎞ | ~600㎞ | ~800㎞ | ~1000㎞ |
2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 |
この期間内で利用日を変更する必要があります。
その場合、みどりの窓口(JR東海では「JR全線きっぷうりば」)で、日付変更の手続きをする必要があります。
もちろん、店頭でたまたま自分が利用するのと同じ日付のチケットがあれば、日付変更の手間がかかりませんのでラッキーですね!
ちなみに、JR各社では、通常購入した新幹線チケットは、使用開始前で有効期間内であれば、1回だけ手数料なし(無料!)で日付変更できます!
例外その2:「乗り継ぎ指定チケット」の使い方
上でもちょっと説明しましたが「乗り継ぎ指定チケット」って何か?
聞きなれないので忘れちゃった方の為に簡単に説明すると、新幹線自体は1本で乗り継ぎなしで目的地まで行けちゃうけど、切符は複数に分かれているものをセット販売しているものです。
例えば【浜松~豊橋+豊橋~名古屋】のセットを【浜松↔名古屋】間のチケットとして販売するイメージです。
新幹線では、JR各社の営業キロの設定によっては「目的地~到着地」の間に、あえて乗り継ぐ駅を決めることによって、区間全体を「通し」で購入するよりも安くなる!っていう裏技的チケットです。
さて、このチケットはどうやって使うのか?
途中、目的地に着く前にこの乗り継ぎ駅で車両を乗り換えなければなりません。しかし、改札を出る必要があるかないかが違ってきます。これは・・・
- 同じJR会社間の乗り継ぎチケットか?
- 違うJR会社をまたぐ乗り継ぎチケットか?
で変わってきます。
例にあげた、【浜松~豊橋+豊橋~名古屋】は、豊橋駅が乗り継ぎ駅となります。
これは同じJR会社の営業範囲内での乗り継ぎの場合(この場合は「JR東海」)は、乗り継ぎ駅で改札を出る必要はなく、最初の新幹線を降車したら、2番目に乗る新幹線が到着するホームに移動してそのまま乗車できます。
一方で、例えば東北新幹線などJR東日本の運営する新幹線と、JR東海が運営する東海道新幹線を乗り継ぐなど、営業会社が異なる場合は、いったん改札を抜けて、改めて次の新幹線チケットで改札を通過し直す必要があります。
※東京駅では「新幹線乗り換え改札口」という特殊な改札口があります。
乗り継ぎ駅を使ったチケットは、時間を買うか、値段を下げるか?の選択だとも言え悩ましい所です。
全国の主要駅周辺の「金券ショップの場所と注意点」
ここでは新幹線の主要な駅周辺の、金券ショップをまとめています。
基本的にはGoogleマップでその駅を検索し表示させたうえで「金券ショップ」と検索窓で打ち込めばすぐにわかります。
しかし、その検索結果だけを見て実際に買いに行くと大変なことがあります。
例えば、東京駅の周辺の金券ショップをGoogleマップで探す場合を例にしてみます。

Googleマップで「東京駅」を表示させた後、「金券しショップ」と検索した表示例。注意点がいくつかあります。
地図を見ると、東京駅周辺に「4店舗」金券ショップがあるように見えますが注意点があります。金券ショップあるあるなんですが・・・
- 買い取り専門店で販売はしていない店舗がある
- 地下街にあって場所がわかりにくい
- 店舗が隣接していて表示が重なっているが複数店舗がある
- 昼休みなど混んでいて並ぶことがある
- 急ぎの場合は営業時間を確認しておく(大抵10時前後開店)
左上の「アクセスチケット東京駅前店」は店舗が近接しているので実際は4店舗あります。
その中で「親和チケット」という店舗がありますが「買取専門店」なのでチケットを購入することはできません。編集長は狭い階段を上っていきましたが(3階だっけなぁ~)結局お買い物できませんでした。
でもこのひしめき合ったエリアが競争が激しく安かったりします。こんな感じです。

大黒屋とアクセスチケット。ライバル店なので競争して安くなってます。
また八重洲地下街にある「J・マーケット」は現地の案内図にも表記がなく見つけるのが大変です。
営業時間も調べておかないと出発時間に間に合わなくなってしまうこともあります。
一部店舗では新幹線チケットの自販機が24時間稼働しているんですが、東京大阪などの人気路線は店舗販売に限定していることがほとんどです。
東京駅周辺を例にしてみましたが、時間がなくて急いいる人、土地勘がない方は現場で迷わないように事前に上記のポイントをチェックしておく必要があります。
新幹線ハックでも各主要駅の金券ショップのお役立ち情報をまとめてあるのでご活用ください。
※各ページリンク作成中
金券ショップの新幹線チケットはどんな人にお勧めか?
金券ショップは、新幹線駅の周辺で営業しているため、気軽に立ち寄って利用できるためとても便利です。
特に急な用事や出張で、乗車当日に新幹線チケットが必要となる場合には、駅の窓口で普通に購入するよりもお得に入手できますので助かります!
その一方で、金券ショップの営業開始時間がやや遅いため、朝一番の新幹線に乗るためには利用できないことや、手持ちの現金がないためクレジットカードでは購入できないなど、デメリットも見えてきます。
チケットの価格相場も頻繁に変動するため、安く買えた!と思っても、そのすぐ後にさらに安くなっていて悔しい思いをする・・・、などということもあります。
しかし、利用日までに日程の余裕があれば、旅行代理店が発売している割引チケットのコスパには勝てません。5日以上後であれば一度チェックしてみましょう!
出発まで余裕があれば旅行代理店プランが安い!
※近畿日本の公式サイトで普通に検索しても最安値プランは出ません。 この順番で検索してみてください(このページ内の解説部分にリンクしています) 底値プランが出てきます。
金券ショップのメリットとデメリットを十分に理解して、お得に新幹線を利用するようにしてください!では、出発進行!
料金について
この記事で紹介している料金設定は、2019年10月のJR運賃・料金改定以前の情報です。現在の料金とは若干異なりますのでご注意ください。