東海道新幹線の予約方法・料金ガイド【完全版】
料金について
この記事で紹介している料金設定は、2019年10月のJR運賃・料金改定以前の情報です。現在の料金とは若干異なりますのでご注意ください。
このページでは、東海道新幹線のチケットを予約するすべての方法をまとめました。
東海道新幹線のチケットは大きく分けて『JR窓口/JR公式ネット予約/金券ショップ/旅行代理店』の4つの方法で予約・購入できます。
それぞれの予約方法について、
- いつから予約できる?
- 割引額はどれくらい?
- 一番お得な予約方法は?
など、知らないと損するチケット予約ノウハウをギュッ!とまとめてあります。
各予約方法の「予約期限チャート」も便利なのでご活用ください。
今月の最安値チケットまとめ
東海道新幹線の基本情報
東海道新幹線DATA
- JR JR東海
- 区間 東京駅~新大阪駅
- 列車 のぞみ、ひかり、こだま
- 予約開始日 乗車1カ月前
- 自由席 あり
- グランクラス なし
- 往復割引 なし
- 公式予約サイト スマートEX、エクスプレス予約
- 電話予約 不可
人気区間の料金・所要時間(のぞみ)
区間 | 東京⇔新大阪 | 東京⇔名古屋 | 東京⇔京都 | 名古屋⇔新大阪 | 名古屋⇔京都 |
指定席料金(片道) | 14,450円 | 11,090円 | |||
所要時間 | 2時間22分 | 1時間33分 |
JR公式サイトへのリンク |
時刻表(JR東海公式サイト) |
運行状況(JR東海公式サイト) |
空席情報(JRサイバーステーション) |
のぞみ、ひかり、こだまの違い
東海道新幹線の3つの列車「のぞみ」「ひかり」「こだま」の違いは、停車駅・所要時間・料金です。
停車駅と所要時間:最速はのぞみ
東海道新幹線には17の駅がありますが、停車駅はそれぞれ以下の通り。
のぞみ東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪の6駅。
ひかりのぞみの停車駅+数駅(時間帯により増減)
こだま17駅すべて
【列車別】人気区間の所要時間
区間 | 東京⇔新大阪 | 東京⇔名古屋 | 東京⇔京都 | 名古屋⇔新大阪 | 名古屋⇔京都 |
のぞみ | 2時間22分 | 1時間33分 | |||
ひかり※ | 2時間44分 | 1時間44分 | |||
こだま | 3時間54分 | 2時間36分 |
※最速の場合
こだまと駅弁 出発駅や車内販売ではなく「停車駅」で購入できる駅弁は格別!でものぞみやひかりでは停車駅が少なく停車時間も短いため、停車駅で駅弁は買えません。 でも、途中通過待ちがある「こだま」なら小田原、三島、静岡、浜松、豊橋、岐阜羽鳥、米原などで3分~5分停車するため駅弁を購入できます。 こだまはゆっくりのんびり旅行するのにぴったり。のぞみやひかりはビジネス利用や目的地(到着駅)でたっぷり時間を使いたい方向けです。
料金:ひかり、こだまが若干安い
のぞみ、ひかり、こだまの座席別料金
列車 | 自由席 | 指定席 | グリーン |
のぞみ | 13,620 | 14,450 | 19,230 |
ひかり | 13,620 | 14,140 | 18,920 |
こだま | 13,620 | 14,140 | 18,920 |
※単位:円。東京→新大阪の場合
自由席の料金は共通ですが、指定席・グリーン車料金はのぞみよりひかりとこだまの方が若干(東京→新大阪の場合は310円)安い設定です。
ひかり・こだまはのぞみよりも時間がかかる分、少しだけ安く乗車できます。
列車・車両情報へのリンク |
Wi-Fi 設備状況 |
座席配置や車内設備(JR東海公式サイト) |
【詳細】のぞみ、ひかり、こだまの違い |
繁忙期・閑散期について
年末年始、ゴールデンウイークなど新幹線の利用客が特に多い時期を繁忙期、11月、2月など利用客の少ない時期を閑散期と呼びます。
繁忙期は料金が通常より200円割り増し、閑散期は通常より200円引きになります。
2020繁忙期・閑散期カレンダー
ピンク:繁忙期 青:閑散期(JR東海公式サイトより)
「のぞみ」の格安予約方法
そんな方のために、ここでは列車をのぞみに絞って、格安で予約する方法をご紹介します。
予約方法 | 片道料金 | 通常料金との差額 |
詳細解説へ | みどりの窓口・券売機||
指定席(通常料金) | 14,450円 | 0円 |
指定席回数券 | 13,690円 | -760円 |
自由席 | 13,620円 | -830円 |
JR公式WEB予約 詳細解説へ | ||
スマートEX | 14,250円 | -200円 |
EX予約 | 13,370円 | -1,080円 |
EX早特21 | 11,000円 | -3,450円 選べる列車に制限あり |
金券ショップ 詳細解説へ | ||
回数券のばら売り | 13,300円~ | -1,150円~ |
旅行代理店 詳細解説へ | ||
往復日帰りツアー※ | 10,250円~ | -4,200円~ |
ホテルパック※ | 12,450円~ ホテル代込み |
-2,000円~ ホテル代込み |
※料金は片道換算。片道チケット購入不可
予約開始は1カ月前から
東海道新幹線の指定席・グリーン車予約、自由席の切符購入は、どの予約方法でも乗車予定日の1カ月前午前10時から受付が開始されます。
1カ月前とは、前月の同じ日のことです。
例:2月15日の予約をしたい場合は、1月15日の午前10時から予約受付開始(※前月に同じ日がない場合は、当月の1日午前10時に受付が開始される)
ツアー、パックは半年前から予約可
東海道新幹線のチケットは基本的に1ヵ月前からしか予約ができませんが…
旅行代理店が販売している新幹線ツアーや新幹線ホテルパックは最大半年前から予約をすることができます!(各代理店によって若干違います)
ただし、実際に新幹線の予約が確定し指定席が確保できるのは乗車日1カ月前の午前10時以降です。
前もって予定が決まっているなら旅行代理店で予約するのが一番お得だね★
東海道新幹線の予約方法
東海道新幹線の予約方法は、大きく分けて次の4つです。
- JR窓口(指定席券売機)
- JR公式ネット予約
- 金券ショップ
- 旅行代理店
※注意書きがない場合、料金は東京⇔新大阪間を例として表示しています。
「JR窓口(指定席券売機)」で予約する
JR窓口、または指定席券売機で購入できるチケットは以下6つです。
- グリーン車を予約する
- 普通車指定席を予約する
- 回数券を購入する
- 自由席の切符を購入する
- 学割を利用する(学生のみ)
- ジパング倶楽部会員料金で予約する(60歳以上のみ)
※東京⇔新大阪は往復割引なし(片道601Km未満)
それぞれの予約方法の料金を、通常料金(のぞみ指定席)と比較してみました。
のぞみ指定席との料金差(例:東京⇔大阪)
:のぞみ :ひかり :こだま
購入方法 | 料金 | 通常(のぞみ指定席)との差額 |
JR窓口・指定席券売機共通 | ||
のぞみグリーン車 |
19,230円 | +4,780円 |
ひかり・こだまグリーン車 |
18,920円 | +4,470円 |
のぞみ指定席 |
14,450円 | 0円 |
ひかり・こだま指定席 |
14,140円 | -310円 |
指定席回数券 |
13,690円(1枚当たり) | -760円 |
自由席 |
13,620円 | -830円 |
JR窓口のみ | ||
学割(のぞみ指定席) |
12,700円 | ‐1,750円 |
学割(ひかり・こだま指定席) |
12,390円 | -2,060円 |
学割(自由席) |
11,870円 | -2,580円 |
ジパング倶楽部会員料金 |
11,825円※ | -2,625円 |
※のぞみ指定席。3回目以降の予約の場合
グリーン車を予約すれば、もちろん通常(のぞみ指定席)よりも料金は高額になります。
ここでは、のぞみ指定席よりも安い料金でチケットが購入できる「回数券を購入する」「自由席の切符を購入する」「学割を利用する」「ジパング倶楽部会員料金で予約する」の4つの予約方法について詳しくご紹介します。
回数券を購入する
予約はいつから?
- 1か月前~乗車直前(回数券の期限は3か月)
「回数券」を購入することで、東海道新幹線の乗車1回あたりの料金が安くなります。
JR東海が東海道新幹線向けに発行している回数券は「指定席回数券」「グリーン車回数券」と「自由席回数券」の3種類です。
すべて6枚1セットで、のぞみひかりこだま共通で利用可能で、指定区間の往路、復路どちらにも利用できます。
(例えば、東京⇔新大阪の回数券を購入した場合は、東京→新大阪でも、新大阪→東京でも使える)
片道乗車1回で1枚消費しますので、すべて1人で使う場合は1セットで指定区間を3往復できます。
料金と割引率
東海道新幹線では、各区間で利用できる回数券の種類が異なり、割引率も違います。
人気区間の回数券料金
区間 | 東京・品川(都区内) ⇔ 新大阪(市内) |
東京・品川(都区内) ⇔ 名古屋(市内) |
東京・品川(都区内) ⇔ 京都(市内) |
名古屋(市内) ⇔ 京都(市内) |
名古屋(市内) ⇔ 新大阪(市内) |
|||||
種別 | 指定席 | グリーン | 指定席 | グリーン | 指定席 | グリーン | 指定席 | グリーン | 指定席 | グリーン |
料金 | 82,140円 | 111,540円 | 62,160円 | 86,820円 | 78,420円 | 110,220円 | 33,960円 | 設定なし | ||
1枚あたり | 13,690円 | 18,920円 | 10,360円 | 14,470円 | 13,070円 | 18,370円 | 5,660円 | 設定なし | ||
割引※ | -760円 | 310円 | ‐730円 | -210円 | -840円 | -320円 | -900円 | 設定なし |
※回数券1枚当たりと、同じ座席の通常料金との差額
距離の短い区間では自由席回数券の設定が多く、距離の長い区間では指定席回数券とグリーン車回数券の設定が多くなっています。
また、指定席回数券や自由席回数券の割引率と比較すると、グリーン車回数券の割引率は低いです。
東海道新幹線の回数券は、購入日から3カ月間有効です。ただし、繁忙期(4月27日~5月6日、8月11日~20日、12月28日~翌年1月6日)は使えませんので注意してください。
その他の回数券
- 岐阜新幹線スーパー回数券:岐阜(名古屋経由)・岐阜羽島⇔東京都区内で使える6枚セットの指定席回数券。
- こだま専用グリーン回数券:こだまのグリーン車に乗車できる4枚セットの回数券。東京都区内~(最長で)三河安城
- フレックス用こだまグリーン回数券:「フレックス」または「フレックスパル」を利用している場合、こだまのグリーン車に乗れる4枚セットの回数券
- 東京新幹線自由席回数券:沼津・清水・焼津・藤枝・袋井⇔東京都区内。出発駅~新幹線乗継駅までの快速・普通列車の普通車自由席と新幹線乗継駅~東京・品川までの新幹線普通車自由席に乗車できる6枚セットの回数券。
自由席の切符を購入する
予約はいつから?
- 1か月前~乗車直前
自由席に乗ることで、指定席に乗車するよりも”若干”安い料金で東海道新幹線に乗車できます。(区間ごとで割引率は異なります)
東海道新幹線の自由席料金は、のぞみひかりこだまどの列車でも変わりません。
人気区間の自由席料金
区間 | 東京⇔新大阪 | 東京⇔名古屋 | 東京⇔京都 | 名古屋⇔新大阪 | 名古屋⇔京都 |
指定席料金(片道) | 13,620円 | 10,360円 | 5,830円 | ||
のぞみ指定席との差額 | -830円 | -730円 | -730円 |
ただし、あくまで”自由席”ですので席を予約できるわけではなく必ず座れるとは限りません。
東海道新幹線の場合、自由席の数は全座席の20%ほどです。繁忙期など混雑時は立って乗車することを覚悟しておきましょう。
学割を利用する
予約はいつから?
- 1か月前~乗車直前
JRには「学生割引乗車券」制度、いわゆる”学割”があります。
JRの学割の内容は「切符を購入する際に利用区間の片道”営業キロ”(駅から駅までの距離)が101km以上ある場合、運賃が2割引きになる」というものです。
これは東海道新幹線の切符を購入する際にも適用されます。
東京駅から乗車するなら「熱海駅」から、新大阪駅から乗車するなら「米原駅」から運賃が2割引きになります。
東海道新幹線の営業キロ
乗車駅 | 東京 | 品川 | 新横浜 | 小田原 | 熱海 | 三島 | 新富士 | 静岡 | 掛川 | 浜松 | 豊橋 | 三河安城 | 名古屋 | 岐阜羽島 | 米原 | 京都 | 新大阪 |
東京 | 0 | 6.8 | 28.8 | 83.9 | 104.6 | 120.7 | 146.2 | 180.2 | 229.3 | 257.1 | 293.6 | 336.3 | 366.0 | 396.3 | 366.0 | 513.3 | 552.6 |
新大阪 | 552.6 | 545.8 | 523.8 | 468.7 | 448.0 | 431.9 | 406.4 | 372.4 | 323.3 | 295.5 | 259.0 | 216.3 | 186.6 | 156.3 | 106.7 | 39.0 | 0 |
※降車駅ー乗車駅=100(km)以上なら学割適用
具体的な割引額は、人気の区間を例にすると以下のようになります。
人気区間の学割料金
区間 | 東京⇔新大阪 | 東京⇔名古屋 | 東京⇔京都 | 名古屋⇔新大阪 | 名古屋⇔京都 |
のぞみ指定席 | 12,700円 | 9,830円 | |||
ひかりこだま指定席 | 12,390円 | 9,620円 | |||
自由席 | 11,870円 | 9,100円 |
たとえば東京-新大阪間なら、新幹線チケットの「乗車券」部分の料金が2割引きされて、通常料金(のぞみ普通車指定席)よりも1,750円~2,580円安い料金で新幹線に乗車できます。
ただし、学割を受けるためには片道あたり1枚の「学割証」が必要なので事前に取得しておくのを忘れないようにしましょう。
また学割を受けるためには必ずJRの窓口で切符を購入する必要があります。指定席券売機では割引の適用は受けられませんので注意してください。
「ジパング倶楽部」会員料金で予約
予約はいつから?
- 1か月前~乗車直前
「ジパング倶楽部」とは、男性65歳以上、女性60歳以上の方が入会できるJR各社共通の会員サービスです。
入会すると会員証と会員手帳が発行されて、JR線を片道・往復・連続で片道201Km以上利用する場合、切符の料金が2割引きまたは3割引になります。(ジパング割引)
ジパング割引は東海道新幹線の運賃、特急料金にも適用されます。(のぞみ特急券は割引対象外)
ジパング倶楽部の入会条件、年会費、割引額は以下の通りです。
入会条件 | 割引 | 年会費 |
男性:満65歳以上 女性:満60歳以上※ |
30%割引 (利用1~3回目は20%) |
個人会員:3,770円 夫婦会員:2人で6,290円 |
※どちらか満65歳以上なら二人とも「夫婦会員」になれる
ジパング割引が適用された場合、人気区間の料金(4回目以降)は以下のようになります。
人気区間のジパング割引料金
区間 | 東京⇔新大阪 | 東京⇔名古屋 | 東京⇔京都 | 名古屋⇔新大阪 | 名古屋⇔京都 |
のぞみ指定席 | 11,820円 | 9,210円 | 201Km未満 | 201Km未満 | |
のぞみ自由席 | 10,990円 | 8,480円 | 201Km未満 | 201Km未満 | |
ひかりこだま指定席 | 9,890円 | 7,610円 | 201Km未満 | 201Km未満 | |
ひかりこだま自由席※ | 9,530円 | 7,250円 | 201Km未満 | 201Km未満 |
年会費はかかりますが、割引額は学割以上!
個人会員の場合、東京⇔新大阪間を1回でも片道利用すれば年会費分の元は取れますので、頻繁に東海道新幹線を利用される方にはおすすめできる会員サービスです。
ジパング割引を利用するには、会員証と会員手帳を用意したうえで必ずJR窓口で切符を購入する必要がありますので注意してください。
※ジパング割引は4月27日~5月6日、8月11日~20日、12月28日~翌年1月6日の期間は利用できません
番外編:新幹線定期券を購入する
通勤・通学などで東海道新幹線を毎日のように利用する人であれば選択肢となるのが、新幹線用定期券を購入する方法です。
JR東海では、東海道新幹線の自由席のみ利用できる定期券を販売しています。
東海道新幹線の定期券には通勤用のFREX(フレックス)と通学用のFREXパルの2種類があり、どちらも1か月用と3か月用から選ぶことができます。
東海道新幹線の定期券はすべての区間向けに設定されているわけではなく、おおむね300Km圏内の区間に限って販売されています。
東京駅発であれば、定期券が設定されている最長の区間は豊橋駅です。その先の名古屋、京都、新大阪などへの定期券はありません。
料金の一例は以下のようになっています。
【通勤用】人気区間のFREX料金
区間 | 東京・品川(都区内) ⇔ 新大阪(市内) |
東京・品川(都区内) ⇔ 名古屋(市内) |
東京・品川(都区内) ⇔ 京都(市内) |
名古屋(市内) ⇔ 京都(市内) |
名古屋(市内) ⇔ 新大阪(市内) |
|||||
種別 | 1カ月 | 3か月 | 1カ月 | 3か月 | 1カ月 | 3か月 | 1カ月 | 3か月 | 1カ月 | 3か月 |
料金 | なし | なし | なし | なし | なし | なし | 119,100円 | 339,460円 | 136,640円 | 389,450円 |
割引※ | なし | なし | なし | なし | なし | なし | -96,560円 | -310,150円 |
※1カ月に20日利用する場合の自由席料金と比較
【通学用】人気区間のFREXパル料金
区間 | 東京・品川(都区内) ⇔ 新大阪(市内) |
東京・品川(都区内) ⇔ 名古屋(市内) |
東京・品川(都区内) ⇔ 京都(市内) |
名古屋(市内) ⇔ 京都(市内) |
名古屋(市内) ⇔ 新大阪(市内) |
|||||
種別 | 1カ月 | 3か月 | 1カ月 | 3か月 | 1カ月 | 3か月 | 1カ月 | 3か月 | 1カ月 | 3か月 |
料金 | なし | なし | なし | なし | なし | なし | 84,110円 | 239,720円 | 93,340円 | 266,070円 |
割引※ | なし | なし | なし | なし | なし | なし | -139,860円 | -433,530円 |
※1カ月に20日利用する場合の自由席料金と比較
上の表では、1カ月に自由席で各区間を20往復(土日休みと仮定)した場合の料金と、定期券の料金を比較してみました。
新幹線だけあって定期券となるとかなりの高額になりますが、割引率もかなり大きくなっています。
通勤用のFREXパルの場合であれば、名古屋⇔新大阪の3か月用定期券は389,450円!と超高額ですが、1カ月に20日間利用する(つまり月に片道40回乗車)と考えれば1回あたりの料金は389,450÷120=3,245円。
名古屋⇔新大阪間自由席の通常料金は5,830円なので、4割以上の割引率。
通学用のFREXパルであればさらに安く、6割以上の割引率です。
東海道新幹線に毎日のように乗車する必要がある場合限定であれば、定期券が一番割引率の大きい切符購入方法です。
※東海道新幹線の定期券は、ICカード(Suicaなど)には対応していません。
「ネット予約(またはアプリで予約)」する
JR東海公式のネット予約サービスを利用すると、往復で400円~最大2,160円安い料金で東海道新幹線のチケットを予約できます。
JR東海公式の新幹線予約サイトは、以下2つです。
- スマートEX
- エクスプレス予約(EX予約)
「スマートEX」または「EX予約」に会員登録することで、東海道新幹線の全列車をネット予約することができます。それぞれの公式サイトから、またはアプリからも予約可能です。
この2つはそれぞれ別個の予約サイトですが、アプリは共通(EXアプリ)です。(iOS、Android対応)
どちらに会員登録している場合でも「EXアプリ」を使って予約することができます。
スマートEX
予約はいつから?
- 1か月前~発車4分前
スマートEXで東海道新幹線のチケットを購入すると、グリーン車、指定席料金が一律200円割引されます。(自由席の料金は割引になりません)
【スマートEX】人気区間の片道料金
区間 | 東京⇔新大阪 | 東京⇔名古屋 | 東京⇔京都 | 名古屋⇔新大阪 | 名古屋⇔京都 |
通常料金※ | 14,450円 | 11,090円 | |||
スマートEX | 14,250円 | 10,890円 |
のぞみ指定席をJR窓口(券売機)で予約した場合
エクスプレス予約(EX予約)
予約はいつから?
- 1か月前~発車4分前
エクスプレス予約(EX予約)では、指定席でも自由席でも”ほぼ”同じ料金で予約できます。
(東京⇔品川、東京⇔新横浜など距離の短い区間のみ、指定席より自由席の方が料金が安くなります)
また、のぞみひかりこだま間の料金の違いや、通常期・繁忙期・閑散期による料金の違いもありません。
【EX予約】人気区間の片道料金
区間 | 東京⇔新大阪 | 東京⇔名古屋 | 東京⇔京都 | 名古屋⇔新大阪 | 名古屋⇔京都 |
指定席、自由席料金 | 13,370円 | 10,110円 | 12,830円 | ||
通常料金との差額※ | ‐1,080円 | -980円 | -1,080円 |
のぞみ指定席をJR窓口(券売機)で予約した場合
EX予約は年会費1,080円が必要なサービスですが、EX予約で東京⇔京都や東京⇔新大阪間の指定席チケットを購入するなら片道あたり1,080円割引されますので、往復にすると通常より2,160円安くなります。
1年に1度でも東京⇔京都や東京⇔新大阪間を往復する方なら簡単に元が取れる計算です。
e特急券(EX予約)+乗車券
予約はいつから?
- 1か月前~発車4分前
エクスプレス予約の会員は、「e特急券」を購入することができます。「e特急券」とは、通常の特急券よりも数百円~1,000円程度安い料金で購入できるネット予約限定の特急券です。e特急券だけでは新幹線に乗車することはできないので、別途JRの窓口や指定席券売機で乗車券を購入してください。
e特急券は、特急券のみ購入したい場合や、乗車券を在来線の利用区間も含めて購入したい場合などに利用できるきっぷです。
チケットレスサービスではないため、エクスプレス予約で予約したe特急券を指定席券売機で受け取ることが必要です。
e特急券も、エクスプレス予約のきっぷと同じように列車の違い、通常期・繁忙期・閑散期による料金の違いはありません。
エクスプレスでe特急券を購入し、乗車券を別途購入した場合の料金(人気区間)は以下の通りです。
【e特急券+乗車券】人気区間の片道料金
区間 | 東京⇔新大阪 | 東京⇔名古屋 | 東京⇔京都 | 名古屋⇔新大阪 | 名古屋⇔京都 |
指定席、自由席料金 | 13,570円 | ||||
通常料金との差額※ | ‐880円 |
のぞみ指定席をJR窓口(券売機)で予約した場合
エクスプレス予約のe特急券と乗車券を組み合わせて購入するよりも、エクスプレス予約の通常チケットを購入したほうが料金は若干安いです(同じ場合もあり)。エクスプレス予約の会員で、途中下車や在来線との乗り継ぎ予定がないなら、普通にエクスプレス予約でチケットを購入することをおすすめします。
ただし、e特急券は学割で購入した乗車券や往復割引で購入した乗車券とも組み合わせて使うことができます。
※東海道新幹線の区間は最長の東京⇔新大阪でも601km未満のため、往復割引は適用されません。
e特急券(EX予約)+学割
予約はいつから?
- 1か月前~発車4分前(EX予約)or乗車直前(学割)
e特急券は、学割で購入した乗車券と組み合わせて使うことができます。
学割では乗車券が2割引きになりますが、合わせてe特急券で特急券の割引も適用されますので、EX予約会員の学生の方や、親がEX予約会員の学生の方にはおすすめの購入方法です。
エクスプレスでe特急券を購入し、学割で乗車券を別途購入した場合の料金(人気区間)は以下の通りです。
【e特急券+学割】人気区間の片道料金
区間 | 東京⇔新大阪 | 東京⇔名古屋 | 東京⇔京都 | 名古屋⇔新大阪 | 名古屋⇔京都 |
指定席、自由席料金 | 11,820円 | ||||
通常料金との差額※ | ‐2,630円 |
のぞみ指定席をJR窓口(券売機)で予約した場合
e特急券と学割を組み合わせると、東京⇔新大阪の場合なら11,820円と「早特」きっぷに匹敵するほどの安さになります!
スマートEXとEX予約の注意点
スマートEX・EX予約で予約したチケットには「特定都区市内」制度が適用されません。
そこで在来線(新幹線ではない普通の電車)の乗車駅、降車駅によっては通常購入よりも結局料金の合計が高くなってしまう可能性がありますので注意してください。
特定都区市内制度とは?
東京→新大阪の新幹線チケットや回数券を購入すると、切符には通常「東京(都区内)→新大阪(市内)」という表示があります。
(都区内)→(市内)というのは、東京23区内のJR駅であればどの駅からでも乗車でき、大阪市内のJR駅であればどの駅で降車してもよいということです。
つまり東京から新大阪へ向かう場合、出発地点からの在来線最寄り駅が東京23区内にあり、目的地の在来線最寄り駅が大阪市内にあれば、在来線には無料で乗車できます。
※例えば…JR中野駅(東京都中野区)からJRユニバーサルシティ駅(大阪市)へ東海道新幹線とJR在来線で行く場合など)
スマートEXとEX予約で予約したチケットには、早特チケットも含めてこの「特定都区市内制度」が適用されませんので、新幹線駅から在来線の駅までの切符を別途購入する必要があり、結局全体の料金が高くなることがあります。
スマートEXとEX予約の違い
比較要素 | スマートEX | EX予約 |
年会費 | 無料 | 1,080円 |
専用ICカード | なし | あり |
指定席割引(東京⇔新大阪) | -200円(全区間一律) | -1,080円 |
予約開始~期限 | 乗車1カ月前の午前10時~乗車4分前 | |
アプリ | 共通(EXアプリ) | |
モバイルSuicaは使える? | 使える | |
早特(早割)サービス | 共通 |
スマートEXとEX予約の違いは、「年会費があるかないか」、「専用ICカードがあるかないか」、「料金の割引率」の3つだけです。
スマートEXは年会費がない分割引率は低く、EX予約は年会費がある分割引率は高いです。
ただし、次にご紹介する「早特」は、スマートEXで予約してもEX予約で予約しても同じ割引率になっています!
「早特」で予約する
予約はいつから?
- EX早特21:1カ月前~21日前
- その他:1カ月前~3日前
スマートEXとEX予約共通で利用できる「早特」サービス(いわゆる早割)を利用すると、往復100円~9,100円安い料金で東海道新幹線を予約できます。
東海道新幹線の区間で利用できる早特サービスは以下5通りです。
- EXグリーン早特
- EXのぞみファミリー早特
- EXこだまグリーン早特
- EX早特21
- EXこだまファミリー早特
※他に長距離区間向けの「EX早特」というサービスもありますが、東海道新幹線の区間では利用できません。
【早特】人気区間の片道料金
:のぞみ :ひかり :こだま
区間 | 東京⇔新大阪 | 東京⇔名古屋 | 東京⇔京都 | 名古屋⇔新大阪 | 名古屋⇔京都 |
通常料金※ | 14,450円 | 6,560円 | |||
EXグリーン早特 | 14,400円 | - | |||
EXのぞみファミリー早特 | 12,340円 | - | |||
EXこだまグリーン早特 | 11,200円 | 5,980円 | |||
EX早特21 | 11,000円 | - | |||
EXこだまファミリー早特 | 9,900円 | 4,200円 |
のぞみ指定席をJR窓口(券売機)で予約した場合
EX早特21を予約できる期間は、乗車日1カ月前の午前10時~21日前の午後23:30までの1週間限定ですが、その他はすべて1カ月前の午前10時~3日前の23:30まで予約できます。
早特で予約すれば、グリーン車でも指定席より若干安い料金(片道-50円~)で乗車でき、最安のEXこだまファミリー早特なら片道-4,550円と大幅な割引が受けることが可能です。
「早特」の注意点
東海道新幹線の早特サービスは利用できる条件や区間がかなり限定されていますので注意してください。
「早特」の利用条件
:のぞみ :ひかり :こだま
EXグリーン早特
利用人数:1~6名
朝6時台に出発するのぞみと終日のひかりのグリーン車 選べる列車:乗車駅を
EXのぞみファミリー早特利用人数:2~6名
土・日・祝日ののぞみ普通車指定席とグリーン車 選べる列車:
EXこだまグリーン早特利用人数:1~6名
選べる列車:こだまグリーン車
EX早特21利用人数:1~6名
朝6時台、昼11時~15時台に出発する直通ののぞみ普通車指定席 選べる列車:乗車駅を
EXこだまファミリー早特利用人数:2~6名
選べる列車:こだま普通車指定席とグリーン車
※「ひかり」と「こだま」はどちらも1時間に2本程度しか運行していません。
※直通の「のぞみ」:東海道新幹線と山陽新幹線の区間を直通しているのぞみ
※どの早特サービスも繁忙時期(GW、お盆、年末年始)には利用できませんので注意してください。
このように、早特はJR窓口、ネット予約を含めJR東海の公式予約の中では最も割引率の高い予約方法ですが、利用できる列車が限定されているというデメリットがあります。
えきねっと
予約はいつから?
- 1カ月前~乗車6分前
JR東日本の予約サイト「えきねっと」でも東海道新幹線の予約をすることができます。
ただし、えきねっとで東海道新幹線を予約する場合、以下の注意点があります。
- 料金の割引はない
- ICカードやモバイルSuicaが利用できない
- 切符はJR東日本、JR北海道、JR西日本北陸エリアの一部駅でしか受け取れない
えきねっとで東海道新幹線を予約しても、スマートEXやエクスプレス予約(EX予約)で予約した場合のような料金の割引はありません。
また、モバイルSuicaが利用できないので、必ず紙の切符を受け取る必要がありますが、切符の受け取れる駅はJR東日本の駅などに限定されています。
e5489
予約はいつから?
- 1カ月前~乗車6分前
JR西日本の予約サイト「e5489(いーごよやく)」でも東海道新幹線の予約ができます。
e5489で東海道新幹線を予約する場合、以下の注意点があります。
- 料金の割引はない
- ICカードやモバイルSuicaが利用できない
- 切符はJR西日本、JR九州、JR四国の駅でしか受け取れない
JR九州インターネット列車予約
予約はいつから?
- 1カ月前~乗車6分前
JR九州の予約サイト「JR九州インターネット列車予約」でも東海道新幹線の予約ができます。
JR九州インターネット列車予約で東海道新幹線を予約する場合、以下の注意点があります。
- 料金の割引はない
- ICカードやモバイルSuicaが利用できない
- 切符はJR九州の駅でしか受け取れない
番外編:JRサイバーステーション
JRのインターネットプロバイダーサービス「サイバーステーション」を利用している方のみ、「JRサイバーステーション」から東海道新幹線の予約もすることができます。
JRサイバーステーションで東海道新幹線を予約する場合、以下の注意点があります。
- 「サイバーステーション」プロバイダー利用者以外は使えない
- 料金の割引はない
- 料金の支払いは受け取り時
- ICカードやモバイルSuicaが利用できない
- 切符は全国のJR窓口で受け取り可能
「金券ショップ」で格安チケットを購入する
東海道新幹線のチケットは金券ショップでも購入することができます。
金券ショップで購入できる東海道新幹線のチケットは主に、
- 回数券のばら売り
- 株主優待券
の2種類です。
回数券のばら売り
予約はいつから?
- 売っていればいつでも~発車直前(有効期限に注意)
金券ショップで販売されている東海道新幹線チケットのほとんどは、回数券のばら売りです。
販売価格はショップによって異なりますが、だいたいJR正規の回数券1枚当たり料金と同価格~数百円安い価格で販売されています。
この程度の割引ならJRで正規に回数券を購入するのと大して変わらない?と感じるかもしれません。
でも、JRで東海道新幹線の回数券を購入すると6枚綴りなので一度に数万円単位のお金が必要になりますし、使用期限である3カ月以内に6枚すべて使い切る必要もあります。
こんな時に便利!
そこで、「6枚も必要ないから1~2枚だけ購入したい」という場合に金券ショップを利用するととても便利です。
また、JR窓口や指定席券売機で普通に指定席や自由席の切符を購入する場合と比較すると、往復で1,000円~2,000円程度安くなります。
以下は当サイトが独自に東京駅周辺の金券ショップで調査した人気区間のばら売り料金相場です。
【回数券】人気区間のばら売り相場
区間 | 東京・品川(都区内) ⇔ 新大阪(市内) |
東京・品川(都区内) ⇔ 名古屋(市内) |
東京・品川(都区内) ⇔ 京都(市内) |
名古屋(市内) ⇔ 京都(市内) |
名古屋(市内) ⇔ 新大阪(市内) |
|||||
種別 | 指定席 | グリーン | 指定席 | グリーン | 指定席 | グリーン | 指定席 | グリーン | 指定席 | グリーン |
料金相場 | 13,400円 | 10,200円 | 12,800円 | |||||||
割引※ | -1,050円 | ‐890円 | -1,110円 |
※同じ座席の通常料金との差額
金券ショップで購入したばら売り回数券の使い方は、JRで回数券を購入した場合の使い方と全く同じです。
JR東海の株主優待割引券
予約はいつから?
- 売っていればいつでも~発車直前(有効期限に注意)
金券ショップで販売されているもう一つの東海道新幹線格安チケットは、JR東海の株主優待割引券です。
JR東海の株主優待券とは、その名の通りJR東海の株主への優待サービスのために発行されたJR東海エリアの新幹線、在来線に利用できる割引券。
JR東海の株主優待割引券の内容は以下の通りです。
JR東海の株主優待割引券
価格相場:1枚1000円程度
割引率:1枚当たり10%
有効期限:6月1日~翌年5月31日までの1年間
1度に使える枚数:2枚まで
JR東海の株主優待割引券1枚当たり、切符料金の10%割引を受けられますが、一度に2枚まで使うことができますので、最大20%割引です。
東海道新幹線の区間の切符を株主優待割引券を2枚使って購入すると、料金の総額はどれくらいになるのか比較してみました。
【株主優待券×2で購入】
人気区間のチケット総額
区間 | 東京⇔新大阪 | 東京⇔名古屋 | 東京⇔京都 | 名古屋⇔新大阪 | 名古屋⇔京都 |
のぞみ指定席通常料金 | 14,450円 | 11,090円 | 13,910円 | ||
優待券2枚使うと… | 11,560円 | 8,870円 | 11,120円 | ||
総額 | 13,560円 | 10,870円 | 13,120円 | ||
通常料金との差額 | -890円 | -220円 | -790円 |
株主優待券を2枚使った場合の割引料金に、2,000円(株主優待券の金券ショップ相場価格1,000円×2)を足した額
株主優待割引券を金券ショップで2枚購入するには2,000円程度かかりますので、株主優待割引券を2枚使って20%割引を受けてももともと料金がそれほど高くない区間では逆に損です。
東京駅を乗車駅とすると、株主優待割引券を利用して得するのは名古屋駅以降です。
ただ、東海道新幹線ではどの区間でも回数券のばら売りを使った方が割引が大きいので、株主優待券の利用はあまりおすすめできません。
株主優待券の有効利用方法
JR東海の株主優待割引券には利用できない時期がありませんので、回数券の使えない繁忙期(GW、お盆、年末年始など)でも利用できます。
回数券の使えない時期のみ、株主優待割引券を使って割引を受けるといいかもしれません。
金券ショップで購入する場合の注意点
金券ショップで東海道新幹線のチケットを購入する場合は以下の点に注意が必要です。
金券ショップ購入の注意点
- 購入~JR窓口での手続きに時間がかかる
- クレジットカードが利用できない
- 営業時間外は購入できない
- 「有効期限」がある
- ”買い取り専門”店もある
詳しくは以下のページを参考にしてください
【最安値!】旅行代理店のサイトで予約する
東海道新幹線のチケットを最も格安で購入できるのが、旅行代理店のサイトで予約する方法です。
旅行代理店各社は、片道、往復日帰り、宿泊ありの往復など様々なニーズに合わせて東海道新幹線のチケットを格安で販売していますので、ぜひチェックしてみてください。
ぷらっとこだま(片道ツアー)
予約はいつから?
- 1カ月前~前日まで(店舗の場合)
「ぷらっとこだま」は旅行代理店のJR東海ツアーズが販売する、東海道新幹線の片道ツアーです。
ツアー名称の通り利用できる列車はこだまだけですが、東京⇔新大阪間ならチケット料金が10,500円とのぞみ指定席の通常料金よりも3,950円も安い料金で東海道新幹線に乗車することができます。
【ぷらっとこだま】人気区間の料金
区間 | 東京⇔新大阪 | 東京⇔名古屋 | 東京⇔京都 | 名古屋⇔新大阪 | 名古屋⇔京都 |
料金 (グリーン料金) |
10,500円 (12,000円) |
8,300円 (9,300円) |
10,300円 (11,800円) |
||
通常料金※との差額 | -3,950円 (-7,330円) |
-2,790円 (-5,380円) |
-3,610円 (-6,890円) |
※同じ座席をJR窓口(指定席券売機)で予約した場合
ぷらっとこだまなら、東海道新幹線の「片道チケット」を最安で予約できます。また、1ドリンクのクーポンもついてきますのでさらにお得です。
ぷらっとこだまを予約できる期間
JR東海ツアーズ公式サイト乗車日1カ月前~5日前まで
電話予約乗車日1カ月前~2日前まで
店舗予約乗車日1カ月前~前日まで
ぷらっとこだまはネット予約の場合、乗車日5日前までの受付ですが、電話予約や店舗予約なら直前でも予約ができて便利です。
ただし、乗れる列車はこだま限定なので、
- のぞみやひかりを利用する場合と比較すると目的地に到着するまでの所要時間が長くかかる
- こだまは1時間に2本程度しか運行されていないので、選べる列車の数も少ない
などデメリットもあります。
※ぷらっとこだまのチケットには「特定都区市内」制度が適用されず、チケット券面に記載された区間しか利用できない点もデメリットです。
もし東海道新幹線を往復で利用するのであれば、次に紹介する「日帰り新幹線ツアー」や「新幹線ホテルパック」の方がおすすめです。
日帰り新幹線ツアー
※JTB公式サイトより
予約はいつから?
- 最大半年前~4日前まで(代理店により異なる)
「日帰り新幹線ツアー」なら、東海道新幹線の往復日帰りチケット(のぞみ)を通常料金と比較して最大10,000円以上も安く予約できます。
一例として、JTBの日帰り新幹線ツアー料金と特典内容をご紹介します。
【JTB日帰り新幹線ツアー】人気区間の往復料金例
区間 | 東京→新大阪 | 新大阪→東京 | 東京→名古屋 | 東京→京都 | 名古屋→新大阪 | 名古屋→京都 |
料金 | 21,500円 | 19,600円 | 16,300円 | |||
特典 | JRキヨスククーポン (3,000円相当) |
東京スカイツリー期間指定入場券+キヨスククーポン(合計2,560円相当) | JRキヨスククーポン (3,000円相当) |
|||
割引額(実質※) | -10,400円 | -11,860円 | -8,880円 |
※のぞみ指定席往復料金と比較。クーポン券の金額を含む
「日帰り新幹線ツアー」はのぞみに乗れるにもかかわらず、のぞみ指定席通常価格より最大10,400円も安く予約できます。
さらに、日帰り新幹線ツアーにはJR東海のキヨスクで使えるクーポンや目的地で使える食事券など、数千円相当のクーポン券が特典としてついてきます。
例えば、東京→新大阪のプランなら実質10,400円割引。
東海道新幹線の日帰りチケットを予約するのであれば、日帰り新幹線ツアー経由の予約が断然おすすめです!
日帰り新幹線ツアーで選択できる列車は、基本的に往路は朝6時台など早朝発車の列車、復路は17時台~21時台発車の列車になります。
(東京→新大阪間であれば、新大阪で最大12時間程度過ごすことができます)
ツアー予約の前にチェック!
新幹線ホテルパック
※JTB公式サイトより
予約はいつから?
- 最大半年前~前日まで(代理店により異なる)
「新幹線ホテルパック」は東海道新幹線の往復チケットをホテルとセットで格安予約できるツアー商品です。
一例として、JTBの新幹線ホテルパック料金を調査してみました。
【JTB新幹線ホテルパック】人気区間の最安プラン例
区間 | 東京→新大阪 | 新大阪→東京 | 東京→名古屋 | 東京→京都 | 名古屋→新大阪 | 名古屋→京都 |
のぞみひかり料金 |
24,900円~ | |||||
こだま料金 (ホテル代込み) |
21,300円~ |
※のぞみ指定席往復通常料金+楽天トラベルで同じホテルを予約した場合と比較(1人1泊)
例えば東京→新大阪間の場合であれば、ホテルとセットの新幹線往復チケットを21,300円~予約することができます。(こだまの場合)
通常、東京→新大阪のこだま往復チケットを通常料金で予約し、別に「ホテルオークス新大阪」を1人1泊で予約した場合(楽天トラベルで5,000円)合計料金は14,140円×2=28,280円+5,000円で33,280円かかりますので、JTBのホテルパックの方が11,980円も安く予約できる計算です。
のぞみを予約したい場合は追加料金がかかりますので、最安24,900円~になりますが、それでも通常料金(33,900円)と比較すると9,000円も安く予約できます!
ホテルパック予約の前にチェック!
各予約方法の「予約期限」チャート
東海道新幹線のチケット予約は、どの予約先(予約方法)でも乗車1カ月前から可能。
でも、予約できる「期限」は予約方法によって異なります。
そこで、乗車までの残り日数で利用できる予約方法が一目で分かるように一覧表にしてみました。
各予約方法の予約期限チャート
:公式ネット予約 | :旅行代理店の片道ツアー | :旅行代理店の日帰りツアー |
:旅行代理店のホテルパック | :窓口、券売機購入 | :その他 |
1カ月前 | ~21日前 | ~5日前 | ~4日前 | ~3日前 | ~2日前 | ~前日 | ~当日 |
EX早特21 | 3日前 | 2日前 |
前日 |
当日 |
|||
JTB日帰りツアー | |||||||
ぷらっとこだまネット予約 | |||||||
JTBホテルパック 4日前まで | |||||||
日本旅行ホテルパック 3日前まで | |||||||
EXこだまファミリー早特 3日前まで | |||||||
EXこだまグリーン早特 3日前まで | |||||||
EXのぞみファミリー早特 3日前まで | |||||||
EXグリーン早特 3日前まで | |||||||
ぷらっとこだま電話予約 2日前まで | |||||||
るるぶトラベルホテルパック 前日まで | |||||||
ぷらっとこだま店舗予約 前日まで | |||||||
金券ショップ 当日まで | |||||||
エクスプレス予約 当日まで | |||||||
スマートEX 当日まで | |||||||
窓口・券売機での予約すべて 当日まで | |||||||
1カ月前 | ~21日前 | ~5日前 | ~4日前 | ~3日前 | ~2日前 | ~前日 | ~当日 |
予約変更のルール
予約変更に関するルールは予約方法によって異なります。
東海道新幹線の予約変更ルール
JR窓口・指定席券売機
予約した列車の発車前であれば、1度限り手数料無料で変更可能(乗車日時・座席・区間)。2回目以降は切符の払い戻しをして再度予約。
回数券(ばら売りも含む)
予約した列車の発車前であれば、手数料無料で何度でも変更可能。(乗車日時・座席)
スマートEX、EX予約
予約した列車の発車4分前までであれば、手数料無料で何度でも変更可能。(乗車日時・座席・区間)
旅行代理店ツアー、ホテルパック
変更不可。変更したい場合はキャンセルして再度予約。(乗車日の10~20日前からキャンセル料が発生)
まとめ
東海道新幹線の予約方法をすべてご紹介しましたが、おすすめ予約方法は、
最安予約ならコレ!
- 片道:EX早特21
- 往復日帰り:日帰り新幹線ツアー
- 往復+宿泊:新幹線ホテルパック
です。ただし、予約期限に注意!
EX早特21は出発21日前まで、日帰り新幹線ツアーと新幹線ホテルパックは出発4日前まで(代理店により異なる)です。
出発直前にできるだけ安く予約したい場合はスマートEXかEX予約、または金券ショップを利用しましょう。
料金について
この記事で紹介している料金設定は、2019年10月のJR運賃・料金改定以前の情報です。現在の料金とは若干異なりますのでご注意ください。