新幹線チケットを格安料金で予約!【全国版】

新幹線ハック

座席・WiFi・車内設備

【全国版】新幹線車内で利用できる無料WiFiの使い方と注意点

更新日:

新幹線車内でスマホの「ギガ」(高速通信容量)を節約したい人にとって強い味方になるのが、JR各社が新幹線車内で提供する無料WiFi。

東京オリンピックに向けて、車内で無料WiFiが使える新幹線はどんどん増加中です。

でも、新幹線はJR東海、東日本、西日本、九州、北海道の5社が別々に運営しているので、無料WiFiの規格はそれぞれ異なります。

JR各社が提供する無料WiFiには「Shinkansen Free Wi-Fi」、「JR-EAST FREE Wi-Fi」、「JR-EAST FREE WiFi」の3つがありますが、どの新幹線に乗れば無料WiFiが使えるのか、またはどの無料WiFiが使えるのかとても分かりにくい状況です。

そこでこの記事では、

新幹線無料WiFiって…

  • どの路線でどの無料WiFiが使える?
  • どの新幹線に乗れば無料WiFiが使える?
  • 無料WiFiの使えない新幹線はある?
  • 使い方は?
  • 注意点はある?

などなど、新幹線車内で使える無料WiFiの気になる点をすっきり解説します。

新幹線を初めて利用する方や時々しか利用しない方など、いわゆる”初心者”の方に分かりやすいよう、基本的なことから解説しますので、ぜひこの記事を参考に新幹線を安心して利用してください!

 

 

【路線・車両別】新幹線の車内で利用可能な無料Wi-Fi一覧

路線別に、どの車両で無料WiFiが利用できるのか、また利用できる無料Wi-Fiの種類をご紹介します。

 icon-exclamation-circle 前提として、自分の乗車する新幹線で無料WiFiが使えるかどうかは「車両」によって決まるので、新幹線で無料WiFiを使いたい場合は、自分の乗る新幹線に使われている車両は何かを調べる必要があります。新しい型式の車両であれば、無料WiFiが整備されていることが多いですが、古い型式の車両の場合は無料WiFiに対応していないことが多いです。新幹線の「車両」って何のこと?という方は以下の記事を参照してください。

新幹線の「路線」「列車」「編成」「車両」とは?違いは何?

 

東海道新幹線(JR東海)

東海道新幹線(東京⇔新大阪)で無料WiFiが使える車両は、「N700A」と「N700」です。

東海道新幹線のN700A(N700)※外観に大きな違いなし

東海道新幹線のすべての列車は、「N700A」と「N700」のどちらかを使用しているので、基本的に東海道新幹線ではどの列車に乗っても無料WiFiが利用できます。(2020年3月までに全編成に整備予定)

※臨時列車で使われる「700系」では無料WiFiは利用できません。

 

東海道新幹線のN700AとN700車内で利用できる無料WiFiは以下6つです。

  • Shinkansen Free Wi-Fi
  • docomo Wi-Fi
  • au Wi-Fi SPOT
  • BBモバイルポイント(ソフトバンクWi-Fiスポット)
  • UQ Wi-Fiプレミアム
  • フレッツ・スポット

それぞれの無料WiFiの利用条件やSSID(ネットワーク名)などをまとめてみました。

N700AとN700で利用可能なWi-Fi一覧

種類 利用条件 1回の接続時間 SSID
Shinkansen Free Wi-Fi  icon-external-link  だれでもOK 30分 Shinkansen_Free_Wi-Fi 
docomo Wi-Fi  icon-external-link  docomo回線契約者  無制限 0000docomo
au Wi-Fi SPOT  icon-external-link  au回線契約者 無制限 0000Wi2
BBモバイルポイント  icon-external-link  対応プロバイダ契約者 無制限 mobilepoint1
UQ Wi-Fiプレミアム  icon-external-link  WiMAX 2+契約者 無制限 UQ WiFiコネクト(アプリ)で接続
フレッツ・スポット  icon-external-link  200円/月(フレッツ光等契約者) 無制限 NTT-SPOTまたはNTTWEST-SPOT

※利用方法はリンク先を参照

以上6種類の無料WiFiのうち、Shinkansen Free Wi-Fi、docomo Wi-Fi、au Wi-Fi SPOTの3つは”新方式”、BBモバイルポイント、UQ Wi-Fiプレミアム、フレッツ・スポットの3つは”旧方式”のWiFiです。

”旧方式”のWiFiは、新幹線の線路に沿ってLCX回線(漏洩同軸ケーブル)を敷設し、そこから専用の周波数の電波を漏洩させることでWiFiに接続し通信ができるようにしているもの。トンネル内でも利用できますが、通信速度が遅いデメリットがあります。

一方、新方式のWiFIはスマートフォンと同じLTE通信を利用しているので、旧方式のWiFiと比較して通信速度が速く、より快適に利用できます。

東海道新幹線(N700A、N700)車内で無料WiFiを利用する場合は、Shinkansen Free Wi-Fi(ドコモ、auの契約者はdocomo WiFiかau Wi-Fi SPOT)に接続するのがおすすめです。

 icon-exclamation-circle 新方式、旧方式どちらの場合も、限られた帯域を新幹線の乗客が分け合って利用するため、大人数の人が利用すると通信速度が遅くなる場合があります。また、OSやシステムアップデート、ファイルやアプリのダウンロード、動画の閲覧などをする際は通信速度が大幅に制限されます。(最大128kbps)

 

対応列車を知る方法は?

Shinkansen_Free_Wi-Fi 」は、N700AまたはN700であれば基本的にすべての列車、編成で利用できますが、実際に全編成で使えるようになるのは2020年3月の予定です。

そこで役立つのが、JR東海の公式twitterアカウント「@Shinkansen_WiFi」です。「@Shinkansen_WiFi」では、毎日15:00前後になると翌日の新幹線のうちどの列車が無料WiFiに対応しているのか画像で知らせてくれます。

一例。黒い太字の部分が対応列車

あとは時刻表を確認すれば、どの時間の列車に乗れば無料WiFiが利用できるのかどうか分かります。

例えば上の画像を見ると、のぞみの「7号」でShinkansen Free Wi-Fiが利用できるとあるので、時刻表でのぞみの7号を探すと…(下の画像は「JR東海 東海道・山陽新幹線時刻表」アプリ)

東京発6:50分の列車に乗ればShinkansen Free Wi-Fiを利用できることが分かります!

東海道新幹線の時刻表はJR東海公式サイト icon-external-link で確認できます。スマホをお持ちであれば「JR東海 東海道・山陽新幹線時刻表」iOS icon-external-link Android icon-external-link を利用するのが便利です。

 

山陽新幹線(JR西日本)

山陽新幹線(新大阪⇔博多)では、「N700系」「700系」「500系」の車両で無料WiFiが利用できます。

山陽新幹線のN700系S編成車両

山陽新幹線には、「みずほ」「さくら」「のぞみ」「ひかり」「こだま」の5つの列車がありますが、各列車で利用されている車両は下記の通りです。

山陽新幹線の車両

みずほ、さくら、一部のひかり、一部のこだま:N700系S編成
のぞみ、ひかり(東海道新幹線直通):N700系
こだま:500系
ひかりレールスター:700系7,000番台

※車両の違いについて詳しく知りたい方はこちら

つまり山陽新幹線では、どの列車に乗車しても無料Wi-Fiが利用できます。(2020年3月までに全編成に整備予定)

山陽新幹線車内で利用できる無料WiFiは以下3つです。

  • Shinkansen Free Wi-Fi
  • docomo Wi-Fi
  • au Wi-Fi SPOT

それぞれの無料WiFiの利用条件やSSID(ネットワーク名)などをまとめてみました。

山陽新幹線で利用可能なWi-Fi一覧

種類 利用条件 1回の接続時間 SSID
Shinkansen Free Wi-Fi  icon-external-link  だれでもOK 30分 Shinkansen_Free_Wi-Fi 
docomo Wi-Fi  icon-external-link  docomo回線契約者  無制限 0000docomo
au Wi-Fi SPOT  icon-external-link  au回線契約者 無制限 0000Wi2

※利用方法はリンク先を参照

Shinkansen Free Wi-Fiは東海道・山陽・九州新幹線共通でだれでも利用できる無料WiFiです。1回あたりの接続時間が30分と限られていますが、再接続すれば何度でも利用可能

ドコモの契約者は「docomo Wi-Fi」、auの契約者は「au Wi-Fi SPOT」を時間無制限で利用することができます。

どの無料WiFIに接続しても、OSのアップデートしたり、アプリのダウンロードをする際には接続速度が大幅に制限されます。

 

対応列車を知る方法は?

Shinkansen_Free_Wi-Fi 」は、基本的に山陽新幹線のすべての列車、編成で利用できますが、実際に全編成で使えるようになるのは2020年3月の予定です。

そこで役立つのが、JR東海の公式twitterアカウント「@Shinkansen_WiFi」。「@Shinkansen_WiFi」では、毎日15:00前後になると翌日の新幹線のうちどの列車が無料WiFiに対応しているのか画像で知らせてくれます。使い方に関して詳しくはこちらで解説しています。

 

九州新幹線(JR九州)

九州新幹線(博多⇔鹿児島中央)では、「N700系」「800系」の車両で無料WiFiが利用できます。

九州新幹線の800系車両

九州新幹線には、「つばめ」「みずほ」「さくら」の5つの列車がありますが、各列車で利用されている車両は下記の通りです。

九州新幹線の車両

つばめ:800系N700系7,000番台

つばめ・みずほ・さくら:N700系7,000番台

※車両の違いについて詳しく知りたい方はこちら

つまり九州新幹線では、どの列車に乗車しても無料Wi-Fiが利用できます。(2020年3月までに全編成に整備予定)

山陽新幹線車内で利用できる無料WiFiは以下3つです。

  • Shinkansen Free Wi-Fi
  • docomo Wi-Fi
  • au Wi-Fi SPOT

それぞれの利用条件やSSID(ネットワーク名)などをまとめてみました。

九州新幹線で利用可能なWiFi一覧

種類 利用条件 1回の接続時間 SSID
Shinkansen Free Wi-Fi  icon-external-link  だれでもOK 30分 Shinkansen_Free_Wi-Fi 
docomo Wi-Fi  icon-external-link  docomo回線契約者  無制限 0000docomo
au Wi-Fi SPOT  icon-external-link  au回線契約者 無制限 0000Wi2

※利用方法はリンク先を参照

Shinkansen Free Wi-Fiは東海道・山陽・九州新幹線共通でだれでも利用できる無料WiFiです。1回あたりの接続時間が30分と限られていますが、再接続すれば何度でも利用可能

ドコモの契約者は「docomo Wi-Fi」、auの契約者は「au Wi-Fi SPOT」を時間無制限で利用することができます。

どの無料WiFIに接続しても、OSのアップデートしたり、アプリのダウンロードをする際には接続速度が大幅に制限されます。

 

東北新幹線(JR東日本)

東北新幹線では「E5系」の車両で無料WiFiが利用できます。

東北新幹線のE5系車両

E2系

東北新幹線には「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」「なすの」の4つの列車がありますが、各列車で利用されている車両は下記の通りです。

東北新幹線の使用車両は?

はやぶさ・はやて・やまびこ・なすの:E5系

はやて・やまびこ・なすの:E2系

つまり、東北新幹線では「はやぶさ」に乗車すれば確実に無料WiFiが利用できます※が、E2系が使われている「はやて」「やまびこ」「なすの」に乗車した場合は無料WiFiは利用できません。(※2019年5月までに全編成に整備される予定)

東北新幹線の場合は、「白×ピンク×青」色の新幹線に乗ると無料WiFiが利用できません。残念…
E5系くん

東北新幹線のE5系車内で利用できる無料WiFiは、JR-EAST FREE Wi-Fiです。

利用条件やSSID(ネットワーク名)などは以下の通り。

種類 利用条件 1回の接続時間 SSID
JR-EAST FREE Wi-Fi  icon-external-link  だれでもOK 180分(3時間) JR-EAST FREE Wi-Fi

※利用方法はリンク先を参照

 

北海道新幹線(JR北海道)

北海道新幹線では、「H5系」(またはE5系)の車両で無料WiFiが利用できます。

北海道新幹線のH5系車両

北海道新幹線の列車は「はやぶさ」と「はやて」の2種類ですが、使用されている車両はすべて「H5系」(またはE5系)です。

そこで北海道新幹線では、どの列車に乗車しても無料WiFiが利用できます。(2020年3月までに全編成で整備予定)

北海道新幹線車内で利用できる無料WiFiは、JR-EAST FREE Wi-Fiです。

利用条件やSSID(ネットワーク名)などは以下の通り。

種類 利用条件 1回の接続時間 SSID
JR-EAST FREE Wi-Fi  icon-external-link  だれでもOK 180分(3時間) JR-EAST FREE Wi-Fi

※利用方法はリンク先を参照

 

北陸新幹線(JR東日本・西日本)

北陸新幹線では、「E7系」と「W7系」の車両で無料WiFiが利用できます。

北陸新幹線の「E7・W7系」車両(外観に大きな違いなし)

北陸新幹線には、「かがやき」「はくたか」「つるぎ」「あさま」の4つの列車がありますが、各列車で使用されている車両はすべてE7系かW7系のどちらかです。

つまり北陸新幹線では、どの列車に乗車しても無料WiFiが利用できます。(2019年5月までに全編成で整備予定)

北陸新幹線車内で利用できる無料WiFiは、以下2つのどちらかです。

  • JR-EAST FREE Wi-Fi
  • JR-WEST FREE Wi-Fi

北陸新幹線は、運営会社がJR東日本とJR西日本の2つに分かれています。

そのため、乗車した車両がJR東日本の車両(E7系)であれば「JR-EAST FREE Wi-Fi」、JR西日本の車両(W7系)であれば「JR-WEST FREE Wi-Fi」が利用できます。

それぞれの利用条件やSSID(ネットワーク名)などは以下の通り。

種類 利用条件 1回の接続時間 SSID
JR-EAST FREE Wi-Fi  icon-external-link  だれでもOK 180分(3時間) JR-EAST FREE Wi-Fi
JR-WEST FREE Wi-Fi  icon-external-link  だれでもOK 180分(3時間) JR-WEST FREE Wi-Fi

※利用方法はリンク先を参照

乗車する車両のWi-Fiが「JR-EAST FREE Wi-Fi」なのか「JR-WEST FREE Wi-Fi」なのかは、車内ステッカーで判別できます。

 icon-exclamation-circle 山陽新幹線で利用できる「Shinkansen Free Wi-Fi」は、北陸新幹線では利用できません。山陽新幹線も北陸新幹線も同じJR西日本が運営していますが、利用できる無料WiFiは異なりますので注意してください。

 

上越新幹線(JR東日本)

上越新幹線では、2019年3月から導入が開始された「E7系」の車両で無料WiFiが利用できます。

上越新幹線のE7系車両

上越新幹線のE2系車両

上越新幹線のE4系車両

上越新幹線には「とき」「たにがわ」「Maxとき」「Maxたにがわ」の4つの列車がありますが、各列車で使用されている車両は下記の通りです。

上越新幹線の使用車両は?

とき・たにがわ:E7系、E2系

Maxとき・Maxたにがわ:E4系

つまり、上越新幹線ではE7系が使われている「とき」「たにがわ」に乗車すれば無料WiFiが利用できますが、それ以外の列車に乗車した場合は利用できません。

上越新幹線では、「白×ピンク×青」色の新幹線に乗ると無料WiFiが利用できません。残念…
E4系くん

上越新幹線のE7系車内で利用できる無料WiFiは、JR-EAST FREE Wi-Fiです。

利用条件やSSID(ネットワーク名)などは以下の通り。

種類 利用条件 1回の接続時間 SSID
JR-EAST FREE Wi-Fi  icon-external-link  だれでもOK 180分(3時間) JR-EAST FREE Wi-Fi

※利用方法はリンク先を参照

JR東日本によると「2018年度から2020年度にかけての新車投入にあわせてサービスを開始する予定」とのことなので、これから導入されるE7系車両ではすべてJR-EAST FREE WiFiが利用できるようになると思われます。

 

秋田新幹線(JR東日本)

秋田新幹線では、「E6系」車両で無料WiFiが利用できます。

秋田新幹線のE6系車両(Wikipediaより)

秋田新幹線の列車は「こまち」1種類ですが、こまちで使用されている車両はすべて「E6系」です。

そこで秋田新幹線では、どの列車に乗車しても無料WiFiが利用できます。(2019年5月までに全編成で整備予定)

秋田新幹線車内で利用できる無料WiFiは、JR-EAST FREE Wi-Fiです。

利用条件やSSIDなどは以下の通り。

種類 利用条件 1回の接続時間 SSID
JR-EAST FREE Wi-Fi  icon-external-link  だれでもOK 180分(3時間) JR-EAST FREE Wi-Fi

※利用方法はリンク先を参照

 

山形新幹線(JR東日本)

山形新幹線では「E3系」の車両で無料WiFiが利用できます。

山形新幹線の「E3系」車両(JR東日本公式サイトより)

山形新幹線の列車は「つばさ」1種類ですが、つばさで使用されている車両はすべてE3系です。

そこで山形新幹線では、どの列車に乗車しても無料WiFiが利用できます。(2020年3月までに全編成で整備予定)

山形新幹線車内で利用できる無料WiFiは、JR-EAST FREE Wi-Fiです。

利用条件やSSIDなどは以下の通り。

種類 利用条件 1回の接続時間 SSID
JR-EAST FREE Wi-Fi  icon-external-link  だれでもOK 180分(3時間) JR-EAST FREE Wi-Fi

※利用方法はリンク先を参照

 

新幹線無料Wi-Fiの使い方

ここでは、新幹線車内で利用できる無料Wi-Fiの使い方を解説します。

 

Shinkansen Free Wi-Fi

東海道・山陽・九州新幹線(N700A・700系)の一部列車で利用できるのが「Shinkansen Free Wi-Fi」です。東京~新大阪~博多~鹿児島中央駅間で利用できます。(Shinkansen Free Wi-Fiが利用できる列車を事前に確認しておく方法はこちら)

客室内(主にドア付近)に以下のステッカーが貼ってあれば利用可能です。

Shinkansen Free Wi-Fiを利用するには、スマホやタブレットなどのWi-Fi設定画面を開き、ネットワーク一覧からSSID「Shinkansen_Free_Wi-Fi」を選択してください。

その後、メールアドレスを登録するかSNS(LINEやTwitter)のアカウントによる認証を行います。1回の接続時間は最大30分ですが、再接続すれば1日に何度でも利用可能です。

なお、メールアドレスもしくはSNSの最初の登録から21日が経過すると、再登録が必要となります。

 

JR-EAST FREE Wi-Fi

東北・北海道新幹線のE5系、秋田新幹線、山形新幹線、上越・北陸新幹線のE7系で利用できるのが「JR-EAST FREE Wi-Fi」です。

客室内(主にドア付近)に以下のステッカーが貼ってあれば利用可能。

JR-EAST FREE WiFiを利用するには、スマホやタブレットなどのWi-Fi設定画面を開き、ネットワーク一覧からSSID「JR-EAST FREE Wi-Fi」を選択してください。

その後、メールアドレスを登録すればWi-Fi利用が可能となります。1回の接続時間は最大180分(3時間)ですが、再接続すれば1日に何度でも利用可能です。

詳しい設定方法についてはこちら icon-external-link (JR東日本公式サイト)

 

JR-WEST FREE Wi-Fi

北陸新幹線のW7系で利用できるのが「JR-WEST FREE Wi-Fi」です。

客室内(主にドア付近)に以下のステッカーが貼ってあれば、利用可能です。

 

JR-WEST FREE Wi-Fiを利用するには、スマホやタブレットなどのWi-Fi設定画面で、ネットワーク一覧からSSID「JR-WEST FREE Wi-Fi」を選択してください。

その後、メールアドレスを登録するかSNS(LINEやツイッター)のアカウントによる認証を行います。1回の接続時間は最大180分(3時間)ですが、再接続すれば1日に何度でも利用可能です。

詳しい設定方法についてはこちら icon-external-link (JR東日本公式サイト)

 

docomo Wi-Fi

Shinkansen Free Wi-Fiが利用できる新幹線に乗車した場合、ドコモの回線またはdocomo Wi-Fi月額300円プランを契約している方は「docomo Wi-Fi」が無料で利用できます。(Shinkansen Free Wi-Fiが利用できる列車を事前に確認しておく方法はこちら)

客室内(主にドア付近)に以下のステッカーが貼ってあれば利用可能です。

新幹線車内でdocomo Wi-Fiを利用するには、ネットワークSSID(0000docomo)、WPA2キー、ユーザID、パスワードが必要です。WPA2キー、ユーザID、パスワードは以下の手順で確認ができます。

画像:NTTドコモ公式サイトより

SSID、WPA2キー、ユーザID、パスワードを入手したら、スマホやタブレットの設定画面から「ネットワークを追加」をタップし、下記の通り入力します。

入力項目

ネットワーク名(SSID):0000docomo
セキュリティ:WPA/WPA2  PSK
パスワード:確認済みのパスワード

入力を終えて「保存」をタップすると、設定したWi-Fiネットワーク(0000docomo)が一覧に表示されますので、確認した上でインターネットブラウザ(chromeやsafari等)を起動します。再度docomo Wi-FiのユーザーIDとパスワードを入力してログインをタップすると、Wi-Fi接続が有効になります。

詳しい設定方法についてはこちら icon-external-link (ドコモ公式サイト)

 

au Wi-Fi SPOT

Shinkansen Free Wi-Fiが利用できる新幹線に乗車した場合、auのスマートフォン、タブレット、ケータイを契約している方は「au Wi-Fi SPOT」が無料で利用できます。(Shinkansen Free Wi-Fiが利用できる列車を事前に確認しておく方法はこちら)

客室内(主にドア付近)に以下のステッカーが貼ってあれば利用可能です。

新幹線車内でau Wi-Fi SPOTを利用する方法は機器により異なります。

スマートフォンで利用する場合は、専用アプリ「au Wi-Fi接続ツール」を端末にインストールし、初期設定を行う必要があります。アプリを利用する際には、常に最新バージョンのものを利用してください。

au Wi-Fi接続ツールを利用するためには、自分のau IDを入力して設定することが必要ですが、一度設定を完了してしまえば、次回からは端末のWi-Fi機能をONにするだけで「au Wi-Fi SPOT」に自動で接続されるようになります。

機器ごとの詳しい設定方法についてはこちら icon-external-link (au公式サイト)

 

BBモバイルポイント

BBモバイルポイント対応のプロバイダ契約者、もしくはソフトバンクWi-Fiスポットの契約者であれば「東海道新幹線の東京↔新大阪間」のみBBモバイルポイントを通じてネット接続が可能となります。

新幹線車内でBBモバイルポイントを利用するには、まずは契約先のプロバイダから、事前にBBモバイルポイントを利用するためのログイン情報(ID、パスワード、暗号キー)を入手しておきます。そしてスマホ・タブレット等に初期設定を行いますので、設定画面から「ネットワークを追加」をタップし、下記の通り入力します。

入力項目

ネットワーク名(SSID):mobilepoint1
セキュリティ:WEP
パスワード:「mobilepoint1」用のプロダイダー指定のもの(暗号キー)

入力を終えて「保存」をタップすると、設定したWi-Fiネットワーク(mobilepoint1)が一覧に表示されますので、確認した上で何らかのブラウザ(chromeやsafari等)を起動します。再度BBモバイルポイントのユーザーIDとパスワードを入力してログインをタップすると、Wi-Fi接続が有効になります。

ソフトバンクWi-Fiスポットについて

ソフトバンクのスマホ・ガラケー・タブレットの契約者で、フラット型パケット定額サービスプランの加入者であれば、新幹線車内でBBモバイルポイントに無料で接続できます。

その他のパケット定額プランへの加入者の場合、467円/月の費用がかかりますが、加入から2年間は無料利用できます。

 

UQ Wi-Fiプレミアム

UQ WiMAX2+契約者であれば「東海道新幹線の東京↔新大阪間」のみUQ Wi-Fiプレミアムを通じてネット接続が可能となります。

新幹線車内でUQ Wi-Fiプレミアムを利用するには、申し込み完了後に発行された情報(SSID、セキュリティキー)、およびログインID、パスワードが必要です。

新幹線車内でインターネットブラウザ(chromeやsafari等)を起動し、準備しておいた情報を基に下記項目を順次入力していきます。

「サービスエリア」とはこの場合新幹線車内のこと

正常に認証が終わると、Wi-Fi接続が可能となります。なお、事前にアプリ(UQ Wi-Fiコネクト)をインストールしておいた場合、ブラウザを立ち上げなくても、アプリを通じてUQ Wi-Fiプレミアムに接続することができます。

 

フレッツ・スポット(NTT西日本)

NTT西日本の「フレッツ・スポット」契約者の方は、東海道新幹線東京↔新大阪間でフレッツ・スポットに接続できます。(NTT東日本でも同一サービスを提供していましたが、2019年3月31日をもって全サービスが終了しています)

NTT西日本の「フレッツ・スポット」は、2017年5月31日をもって新規申し込みの受付を終了していますが、それ以前に契約した方は継続して利用することができます。

接続方法について詳しくはこちら icon-external-link (NTT西日本公式サイト)

 

新幹線無料Wi-Fiの注意点

無料Wi-Fiはとても便利ですが、以下のようなデメリットもありますので注意が必要です。

  • 一部の列車でしか利用できない
  • 通信速度が遅い
  • 一部のトンネル内で利用できない
  • セキュリティ面の不安

 

一部の列車でしか利用できない

現在のところ、JR各社の無料Wi-Fiが利用できる列車は全編成のうちの「一部」に限られています。

無料Wi-Fiを利用できる編成が最も多い「東海道・山陽新幹線」でも、1日の全編成のうち40%~45%ほどに限られます。

他の路線の新幹線の場合、全編成のうち平均20%~30%ほどでしか無料Wi-Fiを利用できません。

オリンピックの開催に合わせて、2020年3月までにはJR各社の新幹線「全車両・全編成」で無料Wi-Fiが利用できるようになりますが、それまでは利用不可の列車に乗らざるを得ない場面も多くなります。

 

通信速度が遅い

新幹線の無料WiFiは、乗客みんなで電波を分け合って使いますので、利用客が多ければ多いほど通信速度が遅くなります。(エリアによっても通信速度が大幅に変化します)

ネットのニュースを見る、メールやSNSをチェックするなどの使い方であれば問題なく行うことができますが、YouTubeなどの動画再生には多くのデータ量(早い通信速度)が必要になるので、スムーズに再生するのは難しい可能性が高いです。新幹線に乗っている間、無料WiFiを利用して動画を楽しもうと思っている方は注意してください。

また、OSのアップデートやアプリのダウンロードを行う場合通信制限がかかったりする点にも注意が必要です。

JR各社無料WiFiの通信制限
種類 通信制限 制限時の速度
Shinkansen Free Wi-Fi OS のアップデート、アプリのダウンロードなどを行う場合通信制限あり 128kbps
JR-EAST FREE Wi-Fi
JR-WEST FREE Wi-Fi

また、新幹線の無料WiFiは共通でOSのアップデート、アプリのダウンロードなどを行うと通信制限(128kbps)がかかります。車内で完了させるのはほぼ無理なのであきらめましょう。

 

一部トンネル内で利用できない

現在各路線で導入を進めている新方式の無料WiFiは、LTEの電波(スマートフォンなどが利用している電波と同じ)を使用して提供されているので、LTEの電波が届かない場所※では利用できません。(例:九州新幹線の新八代駅~鹿児島中央駅間のトンネル内など)

電波の状況によって通信が切れ、インターネットが利用できなくなってしまう場合がありますので、注意が必要です。

 

セキュリティ面の不安あり

JR各社が整備を進めている無料Wi-Fiは、不特定多数の人が利用するため、パスワードの入力が必要なく、通信が暗号化されていません

そのため有料のWiFiサービスと比較して、利用中に悪意のある第3者によって個人情報が盗みとられたり、端末が乗っ取られたりする危険が高まります。

そこで、新幹線の無料Wi-Fiを利用する際には、下記の点に注意が必要です。

  • メールやSNSなどで、重要な個人情報を含むやり取りを行わない。
  • 個人情報の入力を必要とする「ネットバンキング」や「ネットショッピング」は行わない。

※ docomo Wi-Fi、au Wi-Fi SPOTは通信の暗号化に対応していますので、比較的安全に利用できます。

 

おすすめ!Wi-Fiレンタルサービス

※WiFiレンタルどっとこむ公式サイトより

新幹線の旅行は片道数時間かかることも多いので、その間ネットに接続してPCで仕事をしたり、スマホで動画を見て暇つぶしをしたりしたいですよね。

でも、WiFiのない場所でスマホで動画を見続けたり、PCをネットに接続するためにスマホでテザリングをしたりしていると、あっという間にギガ※がなくなってしまいます。※データ(パケット)通信量

新幹線の無料WiFiは頼りになりますが、あくまで無料のサービス。速度が遅かったり、使えない場所があったり、セキュリティ面で心配があったりします。

そこでおすすめなのが、新幹線での旅行や出張の間など短期間だけ利用できる国内向けモバイルWiFiルーターのレンタルサービスです。

モバイルWiFiルーターなら、自分専用のWiFiを利用できるので、通信は高速、セキュリティ面でも安心してネットが利用できます。

家族旅行の場合でも、モバイルWiFiルーターを1つレンタルしてパスワードを共有すれば、家にいる時と同じように数人で電波を分け合って利用できるのでもっとお得!

おすすめの「WiFiレンタルどっとこむ」では、LTEの高速通信が1日10GBまで利用可能なWiFiルーターが、最短1日432円~レンタル可能。

国内向けWiFiレンタルサービスは幾つかありますが、主要3社の料金や受け取り・返却などの条件を比較してみました。

 

国内向けWiFiレンタルサービス比較

サービス名 最短レンタル 最安料金 コンビニ受け取り ポスト返却 受取手数料 返却手数料
WiFiレンタルどっとこむ 1日~ 1日432円~ 540円~ 510円~
WiFiレンタル屋さん 1泊2日~ 1泊2日900円~ × 往復1,080円
e-ca 1日~ 1日432円~ × × 540円~ クロネコヤマトor佐川急便orゆうパックの送料を自己負担

WiFiレンタルどっとこむは最短1日~レンタルでき、料金も最安。宅配受け取りに加えてコンビニ受け取り、ポスト返却もできて便利です。17時までに注文すれば、最短翌日に配送してくれます。

「WiFiレンタルどっとこむ」でレンタルできるWi-Fiルーターの一例をご紹介します

機種名 通信エリア 1日料金 30泊31日料金 通信制限
303ZT SoftBank 4G LTEエリア 432円 6,480円 無制限(1日10GBまで)
FS030W au 4G LTEエリア 1,200円 2,730円 あり(期間中上限5GBまで)
WiMAX WX05 WiMAX2+エリア 540円 7,560円 無制限(3日10GB制限あり)

例えば、「店長おすすめ!」マークのついている303ZTなら1日あたり432円(2日で864円)でレンタルでき、うれしいデータ無制限プランとなっているので、複数人で同時に接続してもデータがなくなる心配はありません。

 icon-exclamation-triangle ただし、使い過ぎを防ぐため、1日10GB以上使うと通信制限がかかる場合がありますので注意してください。

WiFiルーターは宅配受け取りやコンビニ受け取りが可能で、返却は宅配返却またはポスト返却もできます。利用期間は、宅配もしくはコンビニ受取で端末を受け取った日から、宅配またはポスト返却が完了した日までです。

例えば上で紹介したWiFiルーター「303ZT」を1泊2日でレンタルし、宅配受け取り+ポスト返却をした場合、レンタル料864円+発送料540円+返送料510円で合計1,914円。2日で20GB使えるWiFiルーターが、2,000円以内でレンタルできちゃいます。

当サイトでは、新幹線の各路線ごとにチケットを格安で予約する方法をご紹介していますので、新幹線を格安で予約して、浮いた分の料金でWiFiルーターをレンタルするのはいかがでしょうか。

新幹線車内でも、滞在先でも快適なインターネット環境を整えて、充実した旅行や出張を楽しんでください!

 

-座席・WiFi・車内設備

Copyright© 新幹線ハック , 2024 All Rights Reserved.