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新幹線の自由席とは?指定席との料金差や違い、乗り方まで完全解説!

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新幹線を初めて利用する際まず戸惑うのは、新幹線には普通の電車にはない「自由席」と「指定席」がある、ということかもしれません。

気になる!自由席

  • 自由席と指定席の違いは何?
  • 自由席の方が安いみたいだけど、確実に座れる保証はないって本当?
  • 自由席は車両のどこにあるの?
  • チケットの購入方法は?予約はできる?
  • 乗り方は?

などなど、気になる点は多いですよね。そこでこの記事では、新幹線の「自由席」に関して解説します。

新幹線を初めて利用する方や時々しか利用しない方など、いわゆる”初心者”の方に分かりやすいよう、基本的なことから解説しますので、ぜひこの記事を参考に新幹線を安心して利用してください!

料金について

この記事で紹介している料金設定は、2019年10月のJR運賃・料金改定以前の情報です。現在の料金とは若干異なりますのでご注意ください。

 

 

新幹線には「自由席」と「指定席」がある

ほとんどの新幹線には「普通車自由席」(以下自由席)と「普通車指定席」(以下指定席)が設定されています。※

新幹線の「普通車」とは、グリーン車またはグランクラス以外の車両のことを言います。グリーン車とグランクラスは全席指定で自由席はありません。

※北陸新幹線の「かがやき」東北新幹線の「はやぶさ」など全席指定で「自由席」がない列車もあります。

では、自由席と指定席の違いは何でしょうか?

 

自由席とは?

「自由席」とはその名の通り、空いていれば自由に座れる座席のことです。

自由席と指定席の車両は明確に分かれており、「自由席」と表示されている車両の中には自由席しかありません。自由席のチケットを購入した人は、自由席と定められている車両の中であればどこにでも好きな座席に座ることができます。

そこで、例えば3時間の乗車時間があるとすれば1時間ごとに空いている座席に移りながら旅を楽しむこともできます。同じ座席にずっと座っていなくても良いのです。(もちろん、座席が空いていなければ、席を移ることはできません)

在来線に乗るときは、切符を買って席が空いていればどこでも好きなところに座れますよね。それと同じように、新幹線の自由席に乗るときも乗車券と自由席特急券を買えば自由席車両の中の好きな席に座ることができます。

 

指定席とは?

「指定席」とはその名の通り、前もって指定(予約)した人のために確保された座席のことです。

指定席を予約した人は、事前に座席を確保しているので、指定された席に必ず座ることができます。

指定席券を持った人は、原則として自分の指定した席以外には座ることができません。例えば、指定席のチケットを購入して乗車したものの、何らかの理由で自由席に座ろうと思ってもそれはできません。(旅客営業規則による)

 

自由席は列車のどの位置にある?

新幹線は長いもので17両(東北新幹線の場合)もの車両が連結されています。1日に40万人もの乗客が利用する東海道新幹線でも16両と非常に多くの車両が連結されており、全体で400メートルもの長さとなります。

全車両の中で何号車が「自由席」なのかは、車両のドア付近に表示されています

例えば上のドア付近画像の場合であれば、「13」という号車番号が表示されています。そしてディスプレイには「東京(駅)行きのこだま662号の自由席車両」であるということが分かります。つまりこだま662号の13号車は自由席なので、自由席のチケットを持っている人は、この車両に乗り込んで座席を探せば良いということになります。

車両ドア付近のディスプレイの他、ホームや駅構内の電光掲示板にも自由席車両がどこなのか明示されているので、そこでも確認することができます。例えば上の画像の場合であれば、こだま号やのぞみ号の自由席が何号車なのかが、分かりやすく表示されています。

 

自由席は全座席の20%程度

自由席の座席そのものについて解説します。例えば東海道新幹線の「のぞみ」の場合、全16両中1~3号車のみが自由席で、1号車には65席、2号車には100席、3号車には85席が設置されています。4号車から16号車はすべて指定席かグリーン席になっています。

▼東海道新幹線「のぞみ号」の車両編成図

のぞみには全部で1,320以上の座席がありますが、自由席として取り分けられているのが3両250席なので、全体のわずか20%しか自由席が設置されていないということになります。

東海道新幹線の「ひかり」の場合は、1~5号車までが自由席なので、より多くの座席が「自由席」として設置されています。それでも圧倒的に「指定席」車両のほうが多いため、どうしても自由席は混雑しがちです。

自由席特急券を持っていれば満席であっても乗車することはできますが、座席に座れないので長時間の乗車はかなり心身に応えるかもしれません。ニュース映像などで見たことがある方も多いかも知れませんが、自由席の乗車率が200%に達することもあります。新幹線自由席には乗車人数制限があるわけではないので、座席数の2倍の人が乗ることもあり、通路やデッキが人であふれた状態で目的の駅まで数時間耐えることになります。

▼新幹線ドア付近のデッキにまで人であふれた状態

特に年末年始やゴールデンウィークなどの「繁忙期」は大混雑となるため、高齢の方や子どもを連れている場合は自由席を断念し、前もって「指定席」を予約するほうが良いでしょう。


なお、のぞみ号の場合1号車の後方と3号車の後方にトイレが設置されていますので、トイレ利用が頻繁になりそうな場合はその周辺の座席が空いていれば、そこに座ることをおすすめします。

 

自由席と指定席の料金差は?

新幹線の料金は、細かく分けると「運賃」と「特急料金」の2つを足すことで決まります。

【運賃】+【特急料金】=新幹線料金

指定席でも自由席でも運賃は同じですが、特急料金は自由席の方が安いので、自由席の方が料金は安くなります。

東京⇔新大阪(東海道新幹線)と東京⇔仙台(東北新幹線)を例に、自由席の方がどのくらい安くなるのか計算してみました。

 

例1:東京⇔新大阪の場合

東海道新幹線の東京-大阪間を「のぞみ」で旅行する場合、運賃は共通で8,750円です。

一方、特急料金は自由席4,870円指定席5,700円

そこで自由席の料金は【8,750円+4,870円】で13,620円、指定席の料金は【8,750円+5,700円】で14,450円となり、自由席のほうが830円安いことになります。

自由席と指定席の差額は830円!

【東京-大阪】間の料金は・・・自由席の場合【運賃8,750円+4,870円】=13,620円

               指定席では【運賃8,750円+5,700円】=14,450円

往復で考えれば、指定席より1,660円も安くなるので自由席の安さが際立ちますね。

 

例2:東京⇔仙台の場合

東北新幹線の東京-仙台間を「やまびこ」で旅行する場合、運賃は共通で5,940円です。

一方、特急料金は自由席4,430円指定席4,750円

そこで自由席の料金は【5,940円+4,430円】で10,370円、指定席の料金は【5,940円+4,750円】で10,690円となり、自由席のほうが830円安いことになります。

自由席と指定席の差額は320円!

【東京-仙台】間の料金は・・・自由席の場合【運賃5,940円+4,430円】=10,370円

               指定席では【運賃5,940円+4,750円】=10,690円

往復では640円安くなるので、やはり東北新幹線でも自由席の安さがよく分かりますね。

 

自由席のチケットは「みどりの窓口」で購入可能

新幹線の自由席(もしくは指定席)のチケットはJRの「みどりの窓口」や「みどりの券売機」で購入できます。

▼「みどりの窓口

▼駅構内に設置されている「みどりの券売機

在来線のきっぷは券売機で購入するのが普通ですが、新幹線の自動券売機の操作はやや複雑なので、操作に慣れていない場合は「みどりの窓口」で、係員の方に目的地と自由席希望であることを伝えて購入することをおすすめします。乗車希望の新幹線が何番線ホームに来るのか、目的地からの乗り継ぎ方法は?など色々な情報を親切に教えてくれますので、とても助かります。ただし「みどりの窓口」は比較的混雑していることが多いので、時間に余裕をもってお出かけ下さい。

 

自由席のチケットはネットでも「予約購入」できる!

「自由席」は座席を指定するわけではないので、そもそも予約が必要ありません。予約なしで、出発当日に駅に行ってチケットを購入し、その日のうちに出発するいずれかの新幹線に乗るという形になります。もちろん、金券ショップなどで購入した「自由席回数券」でも予約なしで乗車可能です。

ただし、JRの提供するネット予約システムを利用すれば、自由席を「予約」つまり事前に購入することも可能です。

例えば、JR東海の提供するネット予約サービス「エクスプレス予約」では、指定席はもちろんのこと、自由席を「予約」することができます。

▼「エクスプレス予約」で自由席を「予約」する画面

ただし「予約する」と言っても、あくまでも「自由席」なので座席や車両を指定することはできません。選択した乗車日の新幹線であれば、どの列車の自由席でも乗車できるチケットを購入するという意味となります。「エクスプレス予約」であれば、専用ICカードで改札機を通れるなど便利な点があるので、自由席でも「予約」がおすすめと言えます。

 

自由席のデメリットは?

自由席にはメリットが多いとはいえ、下記のようなデメリットもあります。

自由席のデメリット

  • 座席が確保されていないため、満席の場合座れない可能性がある。
  • 新幹線ホームに出発より早めに到着し、長い時間並ぶ可能性がある。
  • 自由席車両は、大抵の新幹線駅ホームで改札までの距離が長いので、多くの距離を歩く。

また、そもそも北陸新幹線「かがやき」、秋田新幹線「こまち」、東北新幹線「はやぶさ」「はやて」には「自由席」の設定がないので自由席を選択することはできません。

 

【新幹線初心者必見】自由席の乗り方は?

では、実際に新幹線の「自由席」に乗るにはどうすれば良いでしょうか?順番に解説します!

まず、自分が利用する新幹線の駅に到着したら、新幹線専用の改札に向かってください。駅自体が新幹線専用の場合(静岡県の新富士駅など)は間違えることがありませんが、東京駅や新大阪駅のように在来線と新幹線の両方が乗り入れている場合は「新幹線のりば」と表示された改札を見つける必要があります。大抵は「みどりの窓口」の近くに改札がありますし、分からなければ駅の係員に聞けば教えてくれます。

▼新大阪駅の「新幹線のりば」

なお、新幹線の改札口は利用する新幹線によって異なる場合がありますので注意が必要です。例えば東京駅では、東北新幹線と東海道新幹線の改札が異なりますので、駅の構内図を事前に入手するなどして確認しておきましょう。万が一在来線の改札口を通ってしまっても新幹線への「乗り換え口」を探して通ればOK(東京駅の場合)なので、このあたりも構内図で確認したり、駅員さんに尋ねたりすると良いでしょう。

▼東京駅八重洲北口の「東海道・山陽新幹線のりば」と自動改札機

新幹線の改札を通過するときは、「乗車券」と「特急券(自由席もしくは指定席)」を両方とも改札機に通します2枚が重なった状態で改札機に通しても大丈夫です。(区間によってはチケットが1枚だけのケースもあります)なおICカードで乗車する際にはカードを改札機にタッチするだけで、遮断バーが開きます。

改札を通過したら、自分が乗車する新幹線の到着ホーム(番線)を確認しましょう。構内の電光掲示板に表示されている場合もあります。また、自由席の乗降口がホームのどのあたりなのかを確認しておくと良いでしょう。例えば東海道新幹線ののぞみの場合は、東京駅から新大阪駅に向かって進行方向先頭~3両目が自由席なので、ホームの一番端ということになります。もちろんどこから乗車しても、車内を歩いていけばOKなのですが、歩いている間に自由席がいっぱいになる可能性がありますので、できるだけ自由席車両にダイレクトで乗り込める場所で待機しましょう。

▼東京駅の新幹線ホーム上の表示(東北新幹線)

メモ

混んでいたら新幹線を「1本見送る」のもおすすめ!

なお、混雑時にはホームに上がった時点で既に人だかりができている場合もあります。上の画像のように、東京駅の新幹線ホーム上には、先に来る列車に乗る人の列に「先発」、その次に来る列車に乗る人の列に「後発」と書かれている場合があります。画像では「先発」の列には既に荷物を抱えた多くの人が並んでいます。一方「後発」の列には誰もいません(^_^;) もし自由席のチケットがあり、目的地に着く時間にもそれほど制限がないのであれば、思い切って新幹線を1本見送り「後発」に並んで乗車するのも選択肢として考慮できます。座席に座れる可能性がグッと高まりますね!

 

自由席はどんな人におすすめ?

以上を踏まえて、新幹線「自由席」への乗車はどんな人におすすめなのでしょうか?まとめてみました!

こんな方におすすめ

  • 急用の方におすすめ!
    当日出発などの急な出張や旅行でも、チケットを買ってすぐに乗車できるのでおすすめです。
    座席がいっぱいでも人数制限はないので、とにかく乗車すれば目的地に着けます!
  • 節約したい方におすすめ!
    「指定席」に比べて「自由席」の安さは魅力的。
    例えば東京-大阪間であれば往復1,660円もお得!駅弁と飲み物代が浮きます!
  • 静かな環境を望む方におすすめ!

      多くの新幹線の1号車は「自由席」で、定員がかなり少ないため、年末年始のような繁忙期でない限り、通路に立つ人や横を通る人も少ないので静かな環境です。赤ちゃん連れの方も落ち着いた環境で旅ができます。さらに1号車ならトイレ利用者も他車両に比べて少ないため、トイレ待ちの時間が少ない!

    空席が多ければ座席を自由に移動できます! 異なる方角の車窓が見たい…隣の座席の人のいびきがひどい…という時などにも便利です。

 

指定席はどんな人におすすめ?

では「指定席」がおすすめなのはどんな人でしょうか。

こんな方におすすめ

  • 絶対に座りたい方におすすめ!
    空席があって初めて座席の指定(確保)ができるので、絶対に座れます。
    新幹線ホームで長時間並ぶ必要もありません!
  • 乗降時の利便性を重視する方にもおすすめ!
    指定席車両の多くはグリーン車ほどではありませんが、停止する場所から改札までの距離が短く、乗り継ぎなどの際にも便利なので疲れにくい!
  • 特に「節約」を気にしにない方にもおすすめ!
    自由席に比べて往復1,000円以上高くなる場合もあるけど、特にそのくらいの差額なら問題なしという方に!

 

自由席よりも安いチケットはある?

前述のように、自由席の料金は指定席よりも数百円程度安く設定されているので、料金の安さを理由に自由席を利用しようと考えている方も多いかもしれません。

でも実は、指定席でも自由席より大幅に安い料金で予約できる「格安チケット」があるんです!

格安チケットの例

  • 回数券
  • JR公式予約サイトの”早割”
  • 金券ショップの”回数券ばら売り”
  • 旅行代理店の”新幹線ツアー・ホテルパック”

中には、自由席よりも数千円安い料金で予約できるチケットもあります。

でも、新幹線は東海道新幹線(JR東海)・山陽新幹線(JR西日本)など路線ごとに運営するJRが違うため、予約できる格安チケットの種類が違って分かりにくいのが現状…

そこで当サイトでは、乗車する路線や区間ごとに利用できる格安チケットをまとめていますので、ぜひ参考にしてください!

 

まとめ

新幹線の「自由席」についての基礎を解説しました。「自由席」はそもそも予約が必要ないので、急用で新幹線に飛び乗らなければいけない時などはとても助かる座席です。指定席が全部埋まっていてもチケットを購入できるので、乗車すればとりあえず目的地に到着できます。

また、指定席より料金が数百円安くなるのもうれしいポイント。

デメリットは座れる保証がないことです。自由席を利用する際は、なるべく事前にJR各社のサイトや電光掲示板で自由席車両の位置を確認しておきましょう。

少しでも座れる可能性を高めるために、自由席車両の位置で新幹線の到着を待つことをおすすめします!

icon-exclamation-circle北陸新幹線「かがやき」、秋田新幹線「こまち」、東北新幹線「はやぶさ」「はやて」は全席指定で自由席はありません。

 

料金について

この記事で紹介している料金設定は、2019年10月のJR運賃・料金改定以前の情報です。現在の料金とは若干異なりますのでご注意ください。

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