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東海道新幹線の3列車「のぞみ・ひかり・こだま」の違いを解説

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今や、東海道新幹線の代名詞的な愛称といえば「のぞみ」です。普段、新幹線を利用しない人でも「一番速いのは『のぞみ』でしょ?」と言うくらい、有名な車両です。でも、世代によっては東海道新幹線と言えば「ひかり・こだまだよね!」という人もいます。

そこでこの記事では、東海道新幹線の3つの車両(愛称)、「のぞみ」「ひかり」そして「こだま」にはそれぞれどんな特長があるのかを解説します。各新幹線の違いは『速さ』だけではありません。他にも色々と違いがありますので、自分にとって最適な新幹線はどれなのか、見きわめる一助にしてください!

 

 

3つの新幹線はいつから走っているの?

東海道新幹線は、日本国内で最も歴史の古い新幹線で、JRの前身である「日本国有鉄道(国鉄)」が1964年(昭和39年)10月1日に開業しました。営業区間は「東京駅~新大阪駅」間で、「ひかり号」が4時間「こだま号」が5時間で運行を開始しました。

▼開業当初の新幹線(0系と呼ばれる)

(画像:ウィキペディアより https://ja.wikipedia.org/)

つまり、開業当初から「ひかり号」と「こだま号」は既に走っていたということになります。

国鉄が民営化(1987年)し、JRとなってから5年後の1992年(平成4年)、JR東海は当時運賃を値下げすることによって大きく利用を伸ばしていた旅客機に対抗するため、それまでの東京~大阪間『最速』の「ひかり号」よりさらに速い種別の新幹線として「のぞみ号」を新たに投入しました。

▼「のぞみ号」として最初に使用された車両(300系と呼ばれる)

(画像:ウィキペディアより https://ja.wikipedia.org/)

ですから、新幹線が日本に登場して28年経過してから、今や東海道新幹線の代名詞になった「のぞみ号」が誕生したのです!

 

【のぞみ・ひかり・こだま】各新幹線の違いは?

では、のぞみ号・ひかり号・こだま号の各新幹線にはどんな違いがあるのでしょうか?逆に、共通する部分はあるのでしょうか? 分野ごとにご紹介します!

車両の違いについて

東海道新幹線の「のぞみ号」「ひかり号」「こだま号」は現在3種類の車種で運行しています。 

1つは『N700系』と呼ばれる車両で、その中にN700AN700の2系統が存在します。

▼3種類の新幹線すべてに使用されている『N700系』の車両

(画像:JR西日本「JRおでかけネット」より  https://www.jr-odekake.net/)

もう1つは『700系』と呼ばれる車両です。

▼「700系」車両(N700とはヘッドライトの配置が異なる)

(画像:JR西日本「JRおでかけネット」より  https://www.jr-odekake.net/)

2018年現在、東海道新幹線の定期列車車両は、すべてN700系車両で運行しています。臨時列車には700系も使われることがあります。

3種類の新幹線すべてがN700系を使用

現在主流になっているN700系には、前述の通り『N700A』と『N700』の2系統が存在しており、そのすべてが「のぞみ・ひかり・こだま」で使用されています。N700は2007年7月にデビューした車両で、従来の700系に比べて快適性、高速性、環境エネルギー性を大幅に改善した車両となっていて、700系に比べて【東京-大阪】間を5分短縮させることができました。そこからさらに改良されたのがN700Aで、2013年2月にデビューしました。東海道新幹線のN700、そして改良されたN700Aでは、従来の700系よりも客室内の多くの場所に電源コンセントが設置されているため、モバイル機器の充電などには大変便利な車両となっています。

なお、乗車予定の新幹線がN700なのか、N700Aなのかは事前には分かりません。時刻表にも表示されていません。乗車当日に駅の窓口で尋ねるかJR東海テレフォンセンターで尋ねれば、教えてもらえます。

JR東海テレフォンセンターでは、早朝から電話の受付を開始していますし、年末年始を問わず問い合わせ可能なのはとても便利ですね。

 

N700とN700Aの基本性能の違いは?

2013年に登場したN700Aは、現在の東海道新幹線では、最高の性能と快適性を誇っています。では、東海道新幹線でN700と共通して使用されるN700Aはどのような改良がされているのでしょうか?安全性に大きく関係する「基本性能」としては、主に3つの改良が施されています。

N700Aで改良された基本性能

①中央締結ブレーキディスク

②台車振動検知システム

③定速走行装置

中央締結ブレーキディスク」は285km/hで走行する新幹線でも、安定した強いブレーキ力を実現する装置で、従来必要だったブレーキ距離を約10%~20%短縮しています。「台車振動検知システム」は台車に伝わる振動を常に監視し、わずかな故障も検知して安全に停車させることができます。

▼N700Aに搭載された「台車自動検知システム」

(画像:JR西日本より https://www.westjr.co.jp/)

定速走行装置」は線路の勾配やトンネルの影響を予測し、万一ダイヤの乱れなどが生じても、列車の遅れを速やかに回復することが可能です。ほかにも、トイレや洗面所にLEDを採用するようになったため、結果として車内照明の消費電力をN700よりさらに20パーセント減らしています。

このように、安全性・快適性そして省エネ性能がアップした再診の車両、それがN700Aなのです!

N700とN700Aの車内設備の違いは?

では、快適性に深く関わる車内設備にはどのような違いがあるのでしょうか。

実は、前述の通り基本性能の点では大きく改良されているのがN700Aですが、車内設備の面では違いがほとんどありません。1点大きく異なるのはN700Aの車両には、デッキ部分に「緊急通報装置」が新たに設けられていることです。

これは客室内の「非常ブザー」とは異なるもので、ボタンを押すと乗務員と通話して、緊急自体の発生状況を知らせることが可能です。客室内の「非常ブザー」を押すと列車が緊急停止しますが、火災発生時に押してしまうと、万一トンネル内の場合、煙が充満して逆に危険性が増してしまいます。一方「緊急通報装置」の場合は、ただちに列車を停止させることはありませんので、列車火災時に押しても特に問題ありません。昨今の新幹線車内での深刻な事件を考えると、こうした装置が設置されている車両に乗れるのなら、それに越したことはないですね。

また、N700とN700Aでは、座席のモケットデザイン(模様や柄)の変更がなされていますが、座り心地に違いはありません。

座席の色合いが違うので、車内の雰囲気が少し違うくらいでしょう。

N700とN700Aの外観は違うの?

のぞみ・ひかり・こだまの、いずれにも使用されているN700とN700A車両。外観を見れば、違いが分かります

▼「N700」の車両デザイン・ロゴ

▼「N700A」の車両デザイン・ロゴ

(画像:JR東海 N700特設サイトより http://n700.jp/index.html)

このように、N700とN700A、には外観(ロゴ)に違いがあります。ちなみに、もともとN700として製造された車両を改良してN700Aと同等の基本性能を持たせた車両もあります。

▼N700を「700A」に改良した車両ロゴ

(画像:JR東海 より http://jr-central.co.jp/ )

このように、最初からN700Aとして製造された車両はアルファベットの「A」が大きくデザイン化されたものですが、改良型のN700Aの場合は「A」が独立した形で小さく表示されています。

 

速度の違いはあるの?

では、東京駅~新大阪駅の区間で、のぞみ・ひかり・こだまでは、どれくらい所要時間が違うのでしょうか?また、速度に違いはあるのでしょうか?

速度に違いはない!

まず、新幹線の営業速度は車両(500系か700系かなど)によって異なり、「のぞみ」か「こだま」かなど、新幹線種別(愛称)での違いはありません。現在の定期列車に使用されているN700系はすべて、営業速度が最高で285km/hとなっています。

▼猛スピードで駅を通過する新幹線

潜在的には300km~305kmの速度を出せるようですが、営業運転においては285km/hとなります。

 

【東京-大阪】所要時間の違いを解説

では、とても大切な東京-大阪】間の「所要時間」の違いについて解説します。

▼東京駅~新大阪駅間の所要時間

  のぞみ号 ひかり号 こだま号
【東京-大阪】間 所要時間 2時間22分 2時間44分 3時間54分

このように、東海道新幹線の東京駅~新大阪駅間の所要時間は「のぞみ号」で最速2時間22分(平均2時間33分)、「ひかり号」で2時間44分、そして「こだま号」の場合は最速3時間54分となっています。単純に比較すると、のぞみ号とこだま号では1時間32分の差が生じることになります。全車営業速度は同じなのに、所要時間がここまで異なるのはなぜでしょうか?それはズバリ「停車駅の数」が異なるからです。

下表はのぞみ・ひかり・こだまの各新幹線が停車する駅を示しています

(画像:国土交通省公式サイトより http://www.mlit.go.jp/)

のぞみ号は6駅だけに停車!

このように、のぞみ号の場合、東京駅~新大阪駅間で停車する駅は、東京・品川・新横浜・名古屋・京都そして新大阪6駅のみとなっています。ひかり号の場合、停車する駅は時間帯によって異なります。必ず停車するのは「のぞみ号」の停車する6駅ですが、それに加えて小田原・熱海・三島・静岡・浜松・豊橋・岐阜羽島・米原の8駅が停車駅となっています。のぞみ号と異なり停車する駅は様々ですので、ひかり号に乗車する場合はこれら8駅のどこに停車するのかを事前に時刻表などで確認すると良いでしょう。

ちなみに、ひかり号の場合、2時間に1本程度の割合で停車するのが小田原、三島、豊橋1時間に1本程度の割合で停車するのが静岡、浜松、岐阜羽島、米原となります。ひかり号の「最速」は新大阪駅発の「上り」ひかり536号で、新大阪駅・京都駅・米原駅・名古屋駅・静岡駅・新横浜駅・品川駅・東京駅の8駅のみの停車となっています。「のぞみ号」との『最速』所要時間で比較すると、「ひかり号」のうち停車駅が少ない「536号」のような新幹線に乗車すれば、約20分の違いしか生じません。のぞみ号より安い特急料金で、比較的早く目的地に到着できますのでお得ですね!

▼「ひかり号」の最速列車『536号』の停車駅は全8駅

こだま号の場合は、上記6駅+8駅に加えて新富士・掛川・三河安城の3駅に停車しますので、全17駅に必ず停車することになります。言わば『各駅停車』の新幹線とも言えますね。

運行本数を比較すると?

所要時間が大幅に異なるのぞみ・ひかり・こだまですが、東京駅~新大阪駅間(山陽新幹線への乗り入れを含む)で考えた場合、運行本数にはどのような違いがあるのでしょうか。

▼平日の「のぞみ・ひかり・こだま」の運行本数(2018年10月現)

東京駅~新大阪駅間 のぞみ号 ひかり号 こだま号
運行本数 171本 28本 11本

2018年10月現在の「平日」の運行本数ですが、圧倒的に「のぞみ号」の運行が多くなっており、東海道新幹線全体の実に81%に上っています。特に「こだま号」は、時間が遅くなるにつれて本数が非常に少なくなり、東京発15:56の列車のあとは19:26発まで運行しておらず、この19:26発が最終の「こだま号」となっています。こだま号を利用する際には、なるべく1日のうちの早い時間帯のほうが選択肢は多いと言えます。なお、東京駅~新大阪駅間の最終新幹線は、東京駅を21:23に発車する「のぞみ号」で、新大阪駅には日付が変わる直前の23:45に到着します。

 

各新幹線で料金は違うの?

では、のぞみ・ひかり・こだまで料金は異なるのでしょうか。実は「ひかり号」と「こだま号」では、料金が同一となっています。「のぞみ号」のみ少し高い料金設定がされています。

【東京-大阪】間の料金 のぞみ号 ひかり号 こだま号
運賃 8,750円 8,750円 8,750円
特急料金(指定席) 5,790円 5,390円 5,390円
総額 14,450円 14,140円 14,140円

新幹線の料金は『運賃と特急料金の合計料金』を確認する必要があります。この中でも、運賃は新幹線の営業キロによって決まるため、のぞみに乗るか、こだまに乗るかで違いが生じることはなく8,750円で共通です。違いが出るのは特急料金です。のぞみ号の【東京-大阪】間の特急料金は5,700円(指定席)、ひかり号・こだま号の場合は、5,390円(指定席)と310円の差が生じます。その結果、新幹線料金の総額は「のぞみ号」で14,450円、「ひかり号・こだま号」で14,140円となります。なお、ここで紹介している料金は「通常期」の料金です。閑散期は200円引き、繁忙期は200円増しです。

▼新幹線の通常期・閑散期・繁忙期カレンダー

(画像:JR東海より http://jr-central.co.jp/)

2018年10月現在、JR東海では2019年3月までのカレンダーがアップロードされています。無地の部分が「通常期」、ブルーが「閑散期」、そしてピンクが繁忙期となります。例えば、2019年1月10日は平日ですが、繁忙期扱いで通常期より200円増し、1月14日は祝日ですが通常期、1月16日の平日は閑散期ということになります。事前にこうしたカレンダーを見て、できれば通常期か閑散期に乗車するといいかもしれませんね。

 

チケット購入方法の違いは?

基本的に、のぞみ・ひかり・こだま、いずれの場合でもチケット購入方法に違いはありませ。駅の「みどりの窓口」や「みどりの券売機」でいずれの新幹線でもチケットを購入することができます。また、JRの公式予約サイトでチケットを予約・購入することができます。例えば、JR東海が運営する「スマートEX」というサービスがあります。

スマートEXでは、年会費無料で会員登録をすれば、東海道新幹線の全区間、終日の全列車のチケット予約・購入が可能となっています。乗車希望日の30日~21日前までに予約すれば、のぞみ号の指定席限定で、通常料金より3,000円以上安くチケットを購入できます。早朝および昼前後の時間帯限定のチケットですが、条件面で合致すればとてもお得に新幹線を利用できますね!

 

「ぷらっとこだま」もお勧め!

もしも、所要時間の長い「こだま号」の利用でもOKという方であれば、通常の予約方法よりもお得なチケットが存在します。それが、JR東海ツアーズが販売している旅行商品「ぷらっとこだま」です。

ちょっとうれしいドリンク引換券付き!

ぷらっとこだま」は、東海道新幹線の「こだま号」普通車指定席の片道チケットと、ドリンク引換券がセットになったパック商品となっています。のぞみ号やひかり号のチケット予約・購入には適用されません。こだま号限定で【東京-大阪】間の片道チケットが10,500円と通常料金の3,640円引きで購入できます。1,500円をプラスすればグリーン車に乗車することもできます。ドリンク引換券は缶ビール(350ml缶)との引き換えも可能なので、お得度はさらにアップしますね!

 

「のぞみ号」はどんな人にお勧め?

とにかくスピードを求めるなら「のぞみ号」!

のぞみ号は東海道新幹線の『最速』新幹線ですから、なんと言っても「とにかく早く目的地に到着したい!」という方に向いています。在来線に置き換えると「特急列車に乗る」という感覚ですね。のぞみ号は、最速であると同時に「最高額」のチケットとなりますが、それでもひかり・こだまと比べて310円の違い(東京駅~新大阪駅間の場合)しかありません。このくらいの違いなら、やっぱり速いほうがいい!という方は多いのではないでしょうか。また、インターネットを利用でき、クレジットカードを所持している人ならJR公式予約サイトで予約できのぞみ号限定の割引チケットを購入することもできるのでお勧めと言えます!

 

「ひかり号」はどんな人にお勧め?

住所や勤め先によっては「ひかり号」!

東京駅から新大阪駅間の所要時間や料金を比較してきましたが、住む場所や勤め先の所在地によっては東京駅まで出るのに時間や費用がかかってしまう!という方もいるかもしれません。むしろひかり号の停車する駅の方が出かけやすいという方には「ひかり号」への乗車がお勧めです。また、こだま号のように新幹線駅すべてに停車するのはあまりにも時間かかって避けたい、、、というビジネスマンなどには、自分が利用する駅にさえ停まってくれれば、是非利用したいところですね。また停車駅の少ない「ひかり号」に乗車できさえすれば「のぞみ号」と約20分ほどしか違いませんので、のぞみ号より安い特急料金で、比較的早く目的地に到着できるでという点でもお得です!のぞみ号が在来線の「特急」ならば、ひかり号は快速列車に置き換えられるかもしれませんね。

 

「こだま号」はどんな人にお勧め?

富士山を眺めながら安く乗りたいなら「こだま号」!

こだま号は在来線に置き換えると、各駅停車の普通列車と言えます。東京駅~新大阪駅の間にあるすべての新幹線駅に必ず停車します。日本の象徴とも言える、雄大な富士山を間近に眺められる「新富士駅」にも、もちろん停車します。新富士駅到着前と出発後には速度がゆっくりになりますので、富士山をじっくり眺めたい人にとってはお勧めの新幹線です。他にも、掛川や三河安城など、他の新幹線は一切停車しない駅での乗降を希望する方にとっては、選択肢が「こだま号」一択となります。こだま号に関しては、お得なチケット(ぷらっとこだま)もありますので、【東京-大阪】間が約4時間かかってもいいので、とにかく安く乗車したいという方にも最適な新幹線です!

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